LINE公式アカウントにて募集した収納相談モニターの感想です。
お悩み
Kさまは5人家族で2階建てにお住まい。
玄関の収納に関してのお悩み相談でした。
いただいたメール(抜粋)です。
玄関収納は大きいが、高いところなどなにを入れたら良いかわからず、うまく使えていない。
(玄関入って正面にある)バーは私が取り付けました。こどものものがかかってます。
フックにあるのは私のかばん類ですが、フックにかかりきらずによく落ちます。
収納相談
おうちの動線チェック
画面共有機能を使って行います。
図面に、動線を書き入れて解説しました。
わたしは、そもそも生活動線という言葉の意味を知っている、わかっていると思っていたのですが、動線上にはモノはおけないということや避難経路はあけなければならないという、基本的な事さえ理解していないことに気がつきました。
生活動線とは、家の中で人がどう動いているかを線にしたものです。
家事の時の動きを「家事動線」、帰宅時の動きを「ただいま動線」と呼ぶこともあります。
- 悪い動線とは、いったりきたりするごちゃついた動線、長い動線
- いい動線とは、一筆書きのようにシンプルな動線、短い動線
片付けの理論的なことって、重要なことだとは思うのですが、なぜか、自分には必要ないのでは、と思ってしまい、多分同じことを本などで読んだりしても、身につかなそうなのですが、あのようにリモートとはいえ対面で教えて頂くと、すんなりとふに落ちました。
片付けのクセ診断
事前に送っていただいた部屋の写真から、Hさまの片付けのクセや得意な収納・不得意な収納を見ます。
Kさまの場合、モノが増えると収納家具を買ってしまうご様子。
また自由度が高い収納スペースを、どう使えばいいのかがわからないようでした。
逆を言うと、目的がハッキリしているスペース、1か所だけで完結するスペース(キッチンなど)は、写真が送られてきませんでしたので、悩んでいないということになります。
収納スペース診断
動線や収納スペースの特徴と、お客様の行動パターンや行動心理などを考慮し、「どのようなモノをしまうのに向いてる収納スペースか」といった本質的なことをお伝えします。
Kさまは、玄関の収納についのお悩みでした。
玄関入って正面を収納スペースとして使うのは、
- 動線をふさぐ
- 家の第一印象が決まってしまう
2つの意味でオススメしないとお伝えしました。
今回は、セッション後に、2階洋室を息子さんの部屋にするとのことでしたので、収納スペース診断は手短に切り上げました。
残りの時間で、「どこから・何から片付け始めるといいか」と「片付けることで生じるメリット・デメリット」をお伝えしました。
全体の感想
- 玄関に物が多い=家全体がゴチャゴチャした印象になる
- 服が多い(たしかにそうなんです)
- 息子の部屋から着手する(一階の片付かなさの原因は二階)
など、間取りと写真だけでここまで詳細に、しかも具体的に着手した方がいいポイントまでアドバイスして頂き、まるで、オオノさんに我が家にお越しただいたかのように感じました。
時間が足りなくて伺えなかった、使うモノは使う場所に、という収納と、生活動線について、もっとほりさげてお話を聞きたかったです。今後、聞かせて頂きたいと思います。
Kさま、モニターのご協力、ご感想ありがとうございました。
またいつでもご利用くださ~い。