熊谷市にお住まいのSさん。
いつもご利用ありがとうございます。
ご依頼内容
夏休み中は、1%くらいしか手をつけず、でした。
入口でまごまごしてますが、
「苦しい片付け」から脱出したいです。
今回の事例はBefore→Afterの写真からご覧ください。
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「使いやすく」するために、キッチンの食器棚には普段使いの食器を収納。

Before
↓
出し入れしやすいところ(最下段)に使用頻度の高い食器をおさめました。
ダイニングの食器棚には来客用やたまに使う食器を収納しました。

Before

After
こちらは出し入れしやすいところ(3段目)にSさんがお好きな食器をおさめました。
BeforeとAfterを見比べると、Afterには空きスペースができています。
これは実家から持ってきた使わないし好きでもない食器を取り除いたおかげです。これらの食器は一旦納戸へ。ご実家のお母様に確認の上、処分されるそうです。
Sさんのご感想
先日はありがとうございました。
食器棚、めちゃめちゃ出し入れしやすいです。
出し入れする度に、おースムーズって感動します。
感想です。
- キッチンの普段使いの食器棚が使いにくくなってましたが今回大改善しました。
- 水筒の部品やコーヒーのペーパーフィルター受けが食器の上を遊泳してたのが改善されました。
- 一番の発見は、夫の持ち込む食器が常々多く圧迫感を感じてましたが、意外と量はそんなになかった事に気付けた。
- 夫と一緒に選んだ食器が多い、の指摘も、今まで意識してなかった。
- 自分の好きなテイストがオオノさんに指摘してもらうまで、よくわかってなかった。(白とか無地とか、白度の高いのとか洋食器とか)買い替え時のアドバイスもいただいた。
- お気に入りでも、年に数回使用でしたが、今後もっと頻繁に使おうと強く思いました。
片付けが苦しい理由
Sさんの口からは「どうしたらいいですか?」と質問される事が頻繁にありました。
食器をどこにどのように収納するかは、Sさんご自身の願望によって決まります。
美しく飾りたいのか、使い勝手を重視したいのか、で収納方法は変わります。
だからこそ「どうしたいですか?」と質問しているのですが……。
Sさんの答えはありません。
ある日、「どうしたいかというより、うまくいけばそれでいいと思ってらっしゃる?」とお尋ねしたところ、大きく頷くSさん。
ならば、と使い勝手を重視した収納に絞ってご提案するもすべてNG……。
実はSさん、こだわりが強い精神的な潔癖症。
ご自身では全く自覚されてなかったようです。
ご家族はとっくにわかってらしたとのこと。さすが家族!
Sさんができてないのは片付けや収納ではありません。
どうしたいかというご自身の意志を持つことです。
片付けても片付かない。
苦しい片付けになってしまうのは「こうするんだ!」という自分の意志がないからです。
だから、その場その場でルールがころころ変わってしまう。
ルールがころころ変わるから、どことなく雑然としてしまう。
「2018年、この家でどんな暮らしをしたいですか?」
すべてはここから始まります。
どんな答えでも、自分で出した答えが正解なんです。
一度じっくり考えてみてくださいね。
ありがとうございました。
コメント
sさんの気持ちがすごくわかる私は「前者」です(^^;。
どこかにある「正解」を探してしまうと、「私はこれでいいんだ」という満足感ってなんなのかわからなくなってしまうのです。
私にとっての片付けは「正解」を探すのをやめて、「満足」を探す旅だと思っています。
・・・自分の気持ち、うまく言えてない気もするのですが。
>やまざくらさん
こんにちは!やまざくらさんは前者さんなんですね(*´ェ`*)
前者さんってみなさん基本的な片付けがきちんとできてるんですよね。
元・汚部屋住人からするとびっくりするぐらい片付けてらっしゃるんで頭が下がります。
前者さんの片付けって「これが我が家なの~♥」って開き直れるかどうかだけだなーっていつも思います。
後者の片付けは「片付けなきゃ片付かないんだ」って現実を受け入れられるかどうかなんですけどね。
まぁ、前者も後者も、受け入れがたいポイントはありますね。