こちらの記事。

手術室が足りないのに、ひと部屋空けたらうまく回るようになったってところが、ちょっとよくわからないです。どういうことですか?
というご質問をいただいたのでさらに解説します。
足りないのは手術室。それホント?
ミズーリ州の救急病院では手術室が足りないという問題が起きていました。
外部からきたアドバイザーは状況を分析。
足りなかったのは手術室そのものではなく、急患のための手術室だと突き止めます。
手術室が足りない!ということはわかっていても、どんな手術室が足りないかはわかっていなかった。
似たようなことが私達の日常にもあります。
- 時間がない!
- お金がない!
具体的にどんな時間がないのでしょうか。
どんなお金がないと感じているのでしょうか。
問題を読み解く事が大切です。
「イレギュラー」は何か
病院にとっての急患のような出来事は私達の日常にもあります。
思ってたのと違うものがくる!!そんな「イレギュラー」な出来事。
「イレギュラー」とは突発的・変則的という意味の単語。
急な変更ってありますよね。
- 休みの日、夫が急な思いつきで外出したりしなかったりスケジュールが立てられない
- 冷蔵庫がいっぱいな時に限って、舅から野菜をもらう
- 今月カツカツなのに子供が骨折した
「イレギュラー」な事が繰り返し起きるようなら、思い通りにならなくてイラッとすることがたびたびあるのなら、対策を取りましょう。
「イレギュラー」を想定した対策をとる
急患のための手術室が足りなかった病院。
急患はいつやってくるかわかりません。
しかし、急患があることは確かです。
そのため、アドバイザーは「急患専用の手術室を確保する」という対策を提案をしたのです。
突発的な事、変則的な事への対応は後回しにしがちです。それが嫌な事、納得いかない事でしたら、まず排除したいと思うのが人間です。
ですが、ミズーリ州の病院のように、めんどくさくても「イレギュラー」を想定したプランを立てた方がスムーズにまわります。
- 外出する時としない時の2パターンスケジュールを組む
- もらった野菜をしまうスペースを確保しておく
- 緊急時のみの「予備費」や「特別費」を生活費と分けて用意しておく
まとめ
「○○がない!」時にどうすればいいかを紹介しました。
ですが、この一連の流れって
- 思い込みを疑い、考える
- 状況を観察し、精査する
- 現状を受け入れ、プランを立てる
自分ひとりでやるのは結構むずかしいんですよ。お気軽にご相談ください!→無料片付け相談
「時間がない!」と焦っている時に、考える時間を確保するのはむずかしいです。
「お金がない!」と泣きそうな時に、専門家に依頼するお金を捻出するのは大変です。
しょっちゅう焦ったり、泣きそうだったり、イライラする時は、ストレスマックスな状態です。
目の前の問題を解決しようとする前に、休息をとりましょう。
「休息なんかとれないよ!」と思ったら、相当追い詰められてます。
5秒でいいから、ご自身に「おつかれさま」とねぎらいの言葉をかけてあげてくださいね。
自分のがんばりを自分が認めてあげるだけで、問題が問題じゃなくなることもあるよー。
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