なれません。
ども!ライフオーガナイザー®オオノミエコです。
前回まで5回に分けて、紹介してきました欠乏の罠シリーズ。
まとめると、時間が足りない、お金が足りないという欠乏から、時間やお金への集中(執着)がうまれ、処理能力が低下し、視野が狭くなり、次から次へと遅れが生じていく。
こういった事態を避けるには、豊かな時期の備えが大事だよ。
というお話でした。(2行でまとまった!w)
そもそも欠乏って?
欠乏とは、自分の持っているものが必要と感じるものより少ないことである。
「持っているもの」と「必要と感じるもの」の比較から生まれる主観的なもの。
欲しいものが多ければ多いほど欠乏感も多い。
飢えていればいるほど、本当に必要なのか、本当に欲しいのかがわからなくなる。
資格を増やしたからってお客さんが増えるわけではない。
知識を増やせば増やすほど発揮する場が欲しくなる。
欠乏から始まる負のスパイラルは理解した
んでねー、実はこの本、欠乏から始まる負のスパイラルについて解説している本なんですね。
もちろん、それだけでも十分お役立ちなんです。
この本を読んでからは早め早めに家事をやるようになってますます楽になっています。
トンネリングからのジャグリングについてなんかはもう日常茶飯事。
ADHDタイプあるあるです。
すぐトンネルに入ってまわりが見えなくなりますからw
片付けられない悩みを抱えている人の多くも、今の片付けではなく今までに後回しにしてきた片付けがふくらんで手に負えなくなっている。
「やりたいこと」に対して「やっていること」が少なければ汚部屋になります。
「やりたいこと」を減らす。「やっていること」を増やす。
何はともあれ見直しと、遅れを取り戻した後の生活をイメージすることがポイントになりますね。
さらに、さらに。
豊かな時期にどう過ごす?
この本、豊かな時期にどう過ごすかについては書いてないんですよねー。
単純に考えると「締め切りを設定すればすぐやる人になれるんじゃない?」となるんですが。
自分で設定する締め切りの効果って、他人が設定した締め切りの効果より低いですよね。
いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 でも出てきたんですが、最終的な締め切りとそれまでの間の短いスパンの締め切りの2タイプを自分以外の人から設定されると一番生産性が高まったそうです。
例えば、今日から3月31日までに片付けを終えましょう。
という最終期限を決めてもらい、2週間にいっぺん宿題を提出するよう細かい期限も設定してもらうと生産性は高まるようです。
ってこれ、ひとりじゃできないし、片付けに同意してないと難しいですね。
さらに、宿題を出されることで「やらされている」感が出てしまう。
自分の事としての意識が薄れていくんです。
というわけで、私は宿題を出していません。
片付けの宿題を出してもらわないとやる気が出なくて……っていうのは余裕がある状態ですからね。
豊かな時期なんですよ。
こういう豊かな時期にゆとりや緊急時のクッションを用意する。
そのために、具体的にどう行動するのか。
本には書いてなかったんで、色々自分で試したいと思っております。
時間セレブですからね!
有り余る時間を無駄に過ごしてる自覚ありますからっ!( ;∀;)
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