前回、2ステップで先延ばしを解消するための事前準備
- 自分のスケジュールを把握する
- タスクにかかる時間を見積もる
- 自分が無理なく動けるタイミングを見つける
この3つができてるってことは、自分にとってちょうどいい難易度のゲームをデザインできてるようなものなんですとお伝えしました。
ここで質問です!
先延ばしをやめるのに一番大事なのは何番だと思いますか?
— オオノ🐾ライフオーガナイザー® (@miico_lp) January 24, 2021
TwitterとFacebookで質問しましたところ、3番という方が一番多く、続いて2番、一番少なかったのは1番でした。
2番が一番多いかな?と思っていたので驚きました。
ちなみにこれ、私の答えは1番です。
1番ができてなければ、2番ができても3番ができない。
3番をやるにしても、1と2ができてなければいけない。
家で例えると基礎や柱。
土台となる部分ですので、1番からととのえていくのが近道です。
とはいえ。
3番の答えが一番多かったので、3番の「自分が無理なく動けるタイミングを見つける」にはどこに気をつけたらいいかを解説します!
無理なく動けるタイミングとは
先延ばしをやめるために、「すぐやればいい」「1分1秒でも早くやればいい」と考えるのは間違いです。
もちろん、先延ばししてやらなきゃいけないことを溜めるのは避けましょう。
しっちゃかめっちゃかになってしまいます。
ですが、
時間に余裕がありすぎてもなんだか退屈……。
早めに取り掛かったのに、時間に余裕がありすぎて集中できず、
な~んてネット検索して、いつの間にか脱線。
気付いたらまとめサイトの過去記事を読み漁って「集中!集中!」なんて経験、ありませんか?
そう。
時間に余裕があると起こる問題、それが「なかなか集中できないよ!」問題なのです。
締め切りが近付けば近付くほど、タスクに集中する度合い上がりませんか?
人によっては「集中」を超えて「他の何をおいても行う!!」とか「寝ずにやる」とか「死にものぐるい」といった、悲壮感漂う表現になるかもしれませんが。
無理なく動けるタイミングとは、時間に余裕がありつつも集中できるタイミングのことを言います。
先延ばしをやめられない理由
先延ばしがなかなかやめられないのは、「一気にやる」快感があるからです。ただひたすらに苦痛しかないなら、先延ばしを繰り返すことはありません。そこに気持ち良さがあるから、なんだかんだ先延ばししちゃうんです。
「間に合わないかも」という緊張は「今すべきこと」への集中を生み出します。
終わった後の解放感と達成感は、余裕がないときのほうが大きなものになります。
だから、私達は「時間に余裕を持って。早めに行動しよう!」と心がけても、先延ばしの習慣がなかなかなおらないんですね。

「まとめて一気にやるの気持ちいい!」って学習しちゃってるんだね!
時間に余裕をもたせつつも、緊張感をキープし集中を高めるにはタスクや時間を「ちょい厳し目」に設定することが必要です。また、解放感や達成感の代わりとなる喜びも必要となります。
が。
ひとまず今回は、
- 「一気にやる」快感がある
- 時間に余裕がありすぎると集中しづらい
ってことを覚えていただければOKです。
続きます。
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