バッグ・クロージャーってご存知ですか?
パンの袋をとめるこれ↓です。
汚部屋時代の私はこのバッグ・クロージャーを捨てるのにも、ためらっていました。
何かに使えそうだったもんで……。
私の「捨てられない」は多くの人と同じように、
- いつか使うかも
- 高かったから
- まだ使える
っていう迷いの他に、
- 捨ててしまって、また必要になったら?
- 思い切って捨てて、気が変わったら?
- 本当にこれ、捨ててもいいの?
自分の判断や決断への自信のなさが原因でもあった。
とにかく自分を信用できてなかったんですねー。
だって、言うこともやることもコロコロ変わるし、すぐ飽きるし、かと思うとやめようと決意した直後に執着しまくるし……。
今ならわかる。
当時は、
「こうありたい」自分のイメージにうっとり(*´∀`*)して、
「こうである」自分の姿にがっかり(´・ω・`)してたんだって。
やればできるっていう幻想に浸ってたから、やってもできない現実を無視しまくってた。
やってもできない現実を無視するとどうなるかというと、自分の能力を見積もれなくなる。
非現実的な計画ばかり立て、当然、失敗する。
周囲の人は、やってもできない私を見てるから、親切に声をかけてくれる。
のに。
私はやればできるっていう幻想の私でいるから、「その程度のことできない子扱いするなんて、私の事バカにしてんの?」とキレる。
どいつもこいつも、私の事わかってくれないな~。
なんて思ってたけど、一番、私の事をわかっていないのは私自身だった。
- 捨ててしまって、また必要になったら?
- 思い切って捨てて、気が変わったら?
- 本当にこれ、捨ててもいいの?
全部、捨ててみないとどうなるかわからないこと。だから捨ててみるしかない。
よく考えても失敗する時は失敗する。
よく考えてからやればうまくいく。こともあれば、うまくいかないこともある。
何も考えずにやればうまくいく。こともあれば、うまくいかないこともある。
ケース・バイ・ケース。
思い切って勇気を出してチャレンジした人を失敗しやがってと責める?
そんなのすっごい嫌な奴じゃんw
友達にそんなことする?
しない。
なら、自分にもしない。責めない。
残念だったねって言う。
どんまいどんまいってなぐさめる。
美味しいもんでも食べて元気だそうって励ます。
もっとよく考えてたらこんな思いしなくて済んだのに!
?
もっともっとよく考えてても、こんな思いするから。
じゃんじゃんいこう。
って、自分の失敗をバッチコーイ!って受け止めるようになったら、
判断と決断が早くできるようになった。
おんなじ所でぐるぐるウジウジしなくなった。
できないことをできるように変えるには、
「わたし、できない」って認めるところが始まりだと思う。
「できるはずなのに」にいつまでしがみつく?
できないんだよ。
まわりの声を素直に聞け。
納得なんていらない。
腑に落ちなくていい。
喉にひっかかったまんまでいいから、うまくいってる人のやること真似しろ。
自戒をこめて。
コメント