怠惰で依存癖がある私が目先の欲に勝つためにしたこと

ギャンブル卒業、汚部屋脱出、禁煙、断酒と数々の悪習慣を改善し、良習慣を身に付けてきたわけだけれども、私は我慢をしたわけではない。すべて納得の上でやめている。

どう自分を納得させたかというと。

目先の欲に負けそうな時に未来を想像する

こういうとスピリチュアル大好きガールは「引き寄せたい未来を思い描くのね!」と早合点するだろうけれど、そうじゃない。

ギャンブルにどっぷりな生活をしていたら、ギャンブルのない生活なんて想像できるわけがない。私はできなかった。

生まれてこの方一度も自力で部屋を片付けたことがない人は、「片付いた自分の部屋」を想像できるわけがない。私はできなかった。

煙草をやめてどうなるかも想像できなかったし、断酒して参加する飲み会がどんなものかなんて、まっっっっっったく想像できなかった。

欲しい未来が想像できない。手に入るなんて思えない。そんな曖昧なもので、目の前にある確かな欲求に勝てるわけがない。少なくとも私にはできない。

いつ死ぬかわからないのだから、後で手に入るものより今すぐ手に入るものを選ぶ。

自分でも頭が悪いと思うけれど、バカで結構。

こんな調子だからすぐに目先の欲に負ける。怠惰な生活になる。簡単に手に入る快楽にハマる。簡単に手に入る快楽はすぐ飽きる。飽きるともっと強い刺激が欲しくなる。エスカレートする。どんどん溺れる。受け身になる。自分で変えられることを放置する。無力感が高まる。不満がつのる。不満を解消したくて目先の欲に負ける。

ああ、悪循環。

怠惰で依存癖がある私が目先の欲に勝つには「避けたい未来を想像する」しかなかった。

パチンコ屋に行く時には、負け続けること。借金が増えること。督促の電話が鳴り続ける未来を想像した。

汚部屋脱出する時には、「片付けたい」と言うだけで何もせず1日が終わり、寝る前に「明日こそ片付けるぞ!」と気合いを入れるものの翌日また「片付けたい」と言うだけで何もせず1日が終わり、寝る前に「明日こそ片付けるぞ!」と気合いを入れるものの翌日また……という地獄のループに陥っている未来を想像した。

禁煙の時は、ライフオーガナイザー1級認定講座を受けてる時だった。
他の受講生さんたちとランチした後、こそこそと喫煙所に移動し、立て続けに2本吸った後、身体についた匂いを消すためにあれこれす……るのめんどくせええええ!片付けのプロになった後も身体についた匂いを気にしてソワソワするだろうめんどくさい未来を想像した。

断酒は、酔っ払って吐いた後に床の上にだらしなく転がってる姿を想像した。これは未来というより、テレビで見たアルコール依存症者の姿とそっくり同じだった過去の経験が重なったビジョンだった。

実際に経験したものを元に、「避けたい未来を想像する」

悪習慣を改善すると同時に、悪習慣の延長線上にある未来を捨てた。

パチンコをやめたと同時に、ギャンブルで借金をつくる未来を捨てた。

汚部屋を片付けたと同時に、口ばっかりで行動しない人生を捨てた。

タバコをやめたと同時に、タバコに縛られる生活を捨てた。

お酒をやめたと同時に、飲まなきゃやってらんないよ!と思うことを捨てた。

そうして自力で得た健全な気持ち良さを元に、「続けたい未来を想像する」ことで無理なくやめ続けられている。

今、私は受け身な生き方をやめようと思っている。

そのために受け身な生き方の延長線上にある未来を、想像し始めている。

受け身でいると、正解を探してしまう。自分で変えられることを放置する。自分で変えられないことばかりに目がいく。無力感が高まる。不満がつのる。

自分の人生じゃなくなる。

欲しい未来は想像できない。自分の人生なんて想像できない。わからない。

でも、ひとつだけわかっていることがある。

自分の人生は自分にしか変えられない。

だから、私は受け身な生き方をやめようと思っている。

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