テレビ朝日のしくじり先生が大好きです。
深夜帯からゴールデンに移っても、変わらず面白い、むしろ威力を増している稀有な番組。
どういう番組かというと、大きな失敗をしでかしちゃった有名人のケースから
「しくじり」で「こうならない」を学ぶ教育バラエティプログラム
過去最高に笑ったのは、杉村太蔵の「失言し続けてしまった先生」。
そして一番考えさせられたのは、先日放送された3時間SPの
「“洗脳”されて人生どん底に落ちてしまった辺見マリ先生」
番組初の教科書・上下巻!
時間は長いし、内容は濃いしで、もう凄まじかったです。
拝み屋に5億円って!(((;゚д゚)))
冒頭で、“洗脳”されやすい人の特徴が紹介されました。
特徴は3つ。
- 「責任感が強いしっかり者」
- 「頑固で負けず嫌い」
- 「完璧主義」
ギクッとした方も多いのではないでしょうか。
そう。
当てはまる汚部屋住人は多いのです。
「しっかり者」の部分は除く(笑)
「責任感が強い」「頑固で負けず嫌い」「完璧主義」
こういう人は、
- ひとりで抱え込む
- 一度信じるととことんがんばる
- 納得いく結果を出すまでやめられない
ここに劣等感がプラスされると、他人にコントロールされやすくなります。
片付けを仕事にしていますと、この手のタイプの方によくお会います。
自分のためにはがんばれないけど、子供や夫のためにならがんばれる人
自分のためにはお金を出せないけど、子供の幸せのためならいくらでも出しちゃう人
家族のためを思って自分を後回しにする人
悩みを手放したい。自分以外の誰かや何かに解決してもらいたいという気持ち。
ここに、
力強くリードしてくれて、私のことをわかってくれる人が登場すると、
「なにか変だな」とわかっていても離れられなくなります。
さらに、集団になるとますます離れられなくなります。
おかしいと思ったら立ち止まること。
嫌だと思ったら逃げること。
逆のことをしましょう。
- 別のグループの人に相談する
- 疑いを持ったら、いったん距離を置く
- 損する勇気を持つ
これらを許さない相手は、あなたを支配しようとしています。
善意からくるものか、悪意からくるものかは関係ありません。
大義名分ではなく、相手の行動を見てください。
結果的にどうなるのか、よおく考えて、判断してください。
自分を守ってください。
めんどくさがらず、自分の中の違和感と向き合ってください。
自分を理解し受け止めてくれて、力強くリードしてくれる存在を信じる時、私たちはとても大きな安心感に包まれます。
騙されることは気持ちいいのです。
「一生、騙してくれたら幸せ」なんです。
でもね。
自分の頭で考える。
自分の心で感じる。
自分の体を動かす。
とっても大事です。
「信じる」と「疑う」の収まりどころを見つけて、1つ1つ自分で選んでいこう。
めんどくさいけど。
どうして片付いた部屋がいいの?
どうして健康がいいの?
どうして子どもを産むの?育てるの?
どうして平和がいいの?
どうして戦争に反対するの?
それって、誰かの受け売りの考えじゃないの?
考えるのはめんどくさい。
集団の中でひとりぼっちは怖い。
力強いリーダーについていくのは、自分も強くなったような気持ちになる。
「信じる力」はすごい。
すごいんだ。
だからこそ「疑う力」も必要。
ねぇ、
あなたは、部屋を片付けると、なにが手に入るって信じてる?
私は、
部屋を片付けると
「片付いた部屋」が手に入るって信じてる。
(゚∀゚ ;)
「疑う力」を身につけると、
こういうクソつまんない事しかいえなくなるんだよね!
騙されたいなぁ~。
参考リンク
辺見マリの「洗脳された話」が神回すぎた...【人はなぜ洗脳されるのか?】 - 会社員のための雑学ハック
辺見マリを洗脳した詐欺集団の拝み屋とは?被害総額は5億円!【しくじり先生】 | 情報最先端『これさえ知っときゃ大丈夫』
参考本
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