ども!オオノです。
今日の記事はこのようなお悩みをお持ちの方に向けて書きました。

家族が片付けてくれないんです

やってもやっても、家族が散らかすんです
家族が片付けてくれない時にやること
前提として
片付けは、大きく2つのパートに分かれます。
- 部屋づくり
- 片付け習慣
さらに、それぞれ3つのステップに分かれます。
- 部屋づくり……思考の整理、モノの整理、収納
- 片付け習慣……後片付け、掃除、整頓
この記事で取り扱う片付けは、収納と後片付けです。
*収納は「モノの置き場所や置き方を決めること」、後片付けは「使ったモノを元の場所に戻すこと」を言います。
このようなお悩みの解消に使えます。
- ゴミをゴミ箱に入れてほしい
- 脱いだ服を洗濯かごに入れて!
- ランドセルを所定の位置に戻してほしい
次のようなお悩みはこの記事で扱いません。
- 壊れて映らないブラウン管テレビを捨てて欲しい(モノの整理)
- 家族の本が多すぎて、床が抜けるのではないかと心配。減らして欲しい(モノの整理)
- 娘の部屋が汚い。掃除したいが勝手に入ると怒る。掃除をしてほしい(掃除)
参考になりましたら幸いです。
後片付けしやすい環境にする
家族に後片付けをさせるには、簡単にしてあげることが大事です。
1.使う人の身体や動きに合わせる
家族の「目の高さ~おへその高さ」はどこですか?
身長が違えば、目の高さも違います。
立っているか・座っているかでも目の高さは変わります。
他にも、右利きと左利きでは、出し入れしやすい場所が異なります。
身体に合わせて、後片付けを簡単にしてあげてください。

息子が使い捨てコンタクトレンズのゴミを放置するんですよ。
小さいけれどゴミ箱ちゃんと用意してるのに……私に甘えてるんですかね……

ゴミ箱はどこに置いていますか?

床の上です

お母様、身長何センチですか?

153センチです

息子さんは、何センチぐらいですか?

175センチ

では、お母様より息子さんは20センチほど背が高いんですね

そうですね

息子さんコンタクトをつけるのは、朝、出勤前ですよね?

はい

ということはですね、息子さんにとってはちょっとめんどくさい仕組みになってるんですね。
息子さんが、床の上の小さなゴミ箱にコンタクトレンズのゴミを入れるとなると少し「かがむ」動作が必要になります。
朝、忙しい時に
小さなゴミを
小さなゴミ箱に
かがんで
捨てる
これだとめんどくさいんですよ。その場に放置しちゃいます。

えー、ちょっと「かがむ」だけでもダメなの?

はい。ダメなんです。
ゴミをゴミ箱に丁寧に入れるって、時間とか気持ちの余裕がないとなかなかできないんですよ

どうしたらいいの?

息子さんがゴミを放置する場所に、ゴミ箱を置いてください
それなら息子さんも100%できます

そうね。
やってみるわ
その後……

オオノさん!大成功!
捨てるようになったわ!

わ、良かったです!(嬉
息子さんなにか言ってました?

「これは便利だね」って言ってました(笑)

あはは😆

ちょっとしたことで変わるのね
モノの置き場所や置き方を変えるだけで人の動きは変わります。
ちょっとしたことでめんどくささが激減します。

- 家族の身体に合っているか
以外にも
- アクション数(身体の動き)は少ないか
- その場で完結できるか
などを意識して、収納を見直してください。
「できない人」に合わせると、家族みんなが楽に片付けできる収納ができます。
駅のスロープやエレベーターのように。やさしい収納を心がけましょう。
2.合格ラインを教える
何がどうなっていれば片付いたと認めるのか。
具体的に伝えましょう。
次の6つの要素を入れるとわかりやすくなります。
- 何
- どこ
- どのように
- どうする
- いつ
- なぜ
- 何→アイテム名
- どこ→場所
- どのように→状態
- どうする→行動
- いつ→時
- なぜ→理由
例えばこんな感じ。
- ドライヤーを
- 洗面所の引き出しに
- コードを束ねた状態で
- しまって欲しい
- 使ったらすぐに
- 出しっぱなしにされると、掃除がしづらいから
3.合格ラインを下げる
家族ができない場合や、やらない場合は、話し合って合格ラインを下げましょう。
あらかじめ、
絶対に譲れないポイントはどこか。
反対に、譲歩してもいいポイントはどこか。
決めてから話し合うと、感情的にならずに済みます。
ドライヤーの例でいうと、「コードは束ねなくていいから、引き出しにしまってほしい」でしょうか。
また、家族の意見にも耳を傾けてください。
「使ったらすぐしまうのって、怖い」
「ドライヤー熱いけど、大丈夫なの?」
すぐにしまわない理由がわかるかもしれません。
小さい子が自分の育てた野菜は食べるように、家族を巻き込んで片付けると、家が帰ってきたくなる場所に変わります!
片付けには、家(HOUSE)を我が家(HOME)に変える力があります。
最後に
ここまでやっても片付けてくれない!💢
こんなに簡単にしてあげたのに、どうして?
「これで片付けられない理由がわからない」と思った時はご相談ください。
元・汚部屋住人だったオオノが自信を持って
片付けられない理由と対処法を伝授いたします。

それでは、また!
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