ADHDタイプのライフオーガナイザー®
オオノミエコです。
片付けられる人と片付けられない人、何が違うんだろうって思ったことありませんか?
学歴?
違います。高学歴で片付けられない人たくさんいます。
性格?
違います。性格は片付けと関係ありません。
意識の高さ?
違います。意識の高さはありません。
親のしつけ?
これは微妙ですが、あえて言い切ります。違います。
では、片付けられる人と片付けられない人、何が違うんでしょうか。
片付けられる人ができていること
片付けられる人と片付けられない人の違いは、
- 場所
- モノ
- 人
この3つの情報を結び付けられるかどうかです。
片付けというと「モノの整理」にスポットがあたりがちですが、
- どこに置くか
- どう置くか
という収納もとても大事な要素です。
片付けられない人が、なぜ片付けが苦手なのか。
それは、「場所」の情報が希薄である場合や、「場所」の情報が「モノ」「人」と結びつかないからです。
おうち全体を俯瞰することが苦手です。
自宅だろうと、何年住んでいようと、間取り図がかけない方もいます。
「場所」と「モノ」を結び付けられたとしても、「人」を忘れてしまうことがあります。
例えば、タンスの引き出しにTシャツをたたんでしまう場合。
片付けられる人は、取り出す時のことを考え、ゆとりをもたせてしまうことができます。
引き出し(場所)に、Tシャツ(モノ)を、どのくらい入れると、未来の自分(人)が出し入れしやすいかどうかを予測できるんですね。
ところが、片付けられない人は、「人」を忘れてしまう。
引き出し(場所)に、Tシャツ(モノ)を、入れることに夢中になって、ギチギチに詰め込んでしまう。
未来の自分(人)が出し入れしやすいかどうかなんて、頭にない。だから、Tシャツを出す時に、他のTシャツも一緒になって飛び出してしまい、ぐっちゃぐちゃ。
せっかく片付けたのにすぐに散らかってしまう。片付けが嫌いになって当然です。
片付けられない人が苦手なこと
慢性的に片付けられない人は次の2つが苦手なんですね。
- 空間認識
- 時間感覚
そこで収納相談では、間取り図を画面共有しながら、家の中で人がどう動いているかの動線をわかりやすく解説しています。

試しにやってみよう!
- 間取り図(家を上から見た図)を書きます
- 朝起きてからの1時間、家の中で自分がどう動いているのか、調べてみましょう
スムーズに動けていたら……動線に問題はありません。GOODです。
いったりきたりしていたら……モノの置き場所を見直しましょう。
「家の中でわたしはどう動いている?」を考えるだけでも効果ありますよ!
今日はこの辺で。
では、また。