片付けをお仕事にしてから、おかげさまでたくさんの方にご依頼いただいてます。
で。
ぶっちゃけた話。
オーガナイズサービス申し込み時のメッセージには「いまを変えたい」「片付けられるようになりたい」とみなさんお書きになります。
ところが、メッセージを送っただけで変化が出る方もいれば、何度サービスを受けてもまったく変化が出ない方もいる。
変化したけどまた戻るなんてケースもある。
なんの変化かわかりますでしょうか。お部屋ではありませんよ~。
クライアントさん自身の変化です。
「変容」という言葉のほうが感覚的には近いんだけど、オリジナルで表現すると、
新しい自分をつくる「こねこねモード」に入る。
今まであったものを一旦全部ばらばらにして、新しいつなぎを入れて、こねて、新しい形に変えていく。
[Before→After]の矢印部分。
望むAfterがあるなら、この「こねこねモード」は必ず通る道。
ところが、ここを嫌がる人も多いのです!
今までのものはそのまんまで、新しい何かを付け加えて形を変えようとする方、とっても多いのです。
問題解決のための指南本「世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく」でいうところの、
- 原因も対策もすべてお見通し!あとはやるだけ。でもやらない「評論家」くん
- 問題を分析するなんてしゃらくせえ!気合いだー!「気合いでゴー」くん
- やる前からあきらめちゃう「どうせどうせ子」ちゃん
特に「評論家」くんタイプには手こずりますね~。
問題解決には、行動して計画を修正することが必要なのですが、そもそも動き始めませんからね。
計画通りに行動することが、問題を解決するんじゃないんです。
計画を立てる→行動する→計画を修正し実行可能にする→行動する……
なんですよ。
ライフオーガナイズを学んで、さらに頭でっかちになるのがこのタイプ。
思考の準備運動がてら、粗大ゴミを捨てようぜ。大事なモノとそうでないモノを分けようぜ。
思考の整理はそれからだ!
「気合いでゴー」くんタイプとライフオーガナイズの相性は相当にいいです。
気持ちはわかった。まずは落ち着け。思考の整理を始めよう。
「どうせどうせ子」ちゃんタイプが必要なのは、知識や技術やサポートではないんですね。
彼女に必要なのは、うるおい。
ガチガチになった思考を、ギチギチになった心を、人との触れ合いでほぐして、ゆるめる。
自分のできなさばかりを見つめてないで、他人のできなさにも目を向けてくださいw
「できる・できない」が「愛し・愛され」に全く関係ないことも、体感してください。
コメント