こんにちは。さいたまのライフオーガナイザー・オオノミエコです。
みなさんは片付け本をどのように使っていますか?
全部読んでから片付けますか?
興味のある部分だけ読んで片付けますか?
昔の私は片付け本のようなノウハウ本は「全部読んでからやろう派」でした。
全部読んでからやる派ではありません(笑)
読んだらやった気になってしまうので、結局なにもやらなかったんです。
汚片付け中、生まれて初めて読み終わる前に行動しました。
読む→片付ける→読む→片付ける
こんな感じ。
やりながら読み進めることで、汚部屋脱出できました。
このやり方のいいところは、自分の足りないところがわかることです。
何ができないのか、どこでつまずくか。
こういったことは実際にやってみなければわかりません。
できていることが書かれた部分なんて読む必要ありません。
つまずきの対処法を知りたいなら、つまずくこと。
足りない知識を補いたいなら、足りない知識が何かを知ること。
やってみなくちゃわからない。
以来、ノウハウや知識がギュッと詰まった本を読む時は、とりかかる前に読み終えないようにしています。
今回の スマホ時代のタスク管理「超」入門 もそうでした。
私が持ってるのはスマホじゃなくてガラケーですがw
アプリ紹介のページは今の私には必要ない、ってことで、読み飛ばしました。
(今の私に必要だったノウハウや知識の紹介はまた今度)
胸に響いた部分を紹介。
自分だけの目標や「夢」の場合には放置しておいても誰も文句はいいませんから、放置しやすいのです。
1度「タスク」や「仕事」というものをとくと眺めてみてください。そこに「このタスクを終わらせれば、あるいはプロジェクトを達成すれば」本当に自分自身の満足につながるといったものがどれくらいありますか?
・・・。
仕事は100%全部他人だけのため、という人は要注意です。
子供のために、夫のために。
他人ばかりを優先して、自分のことは後回し。
なんで私ばっかり我慢しなくちゃいけないの!?
なんでこんなに尽くしているのに軽んじられるの!?
なんで私だけが!!
なんてお思いのみなさん。
どうも違うみたいです。
続きと合わせてお読みください。
仕事は100%全部他人だけのため、という人は要注意です。物書きであってもそれは起こり得ることです。まして会社員や「主婦(主夫)」の人は内省に値する問題です。
ほっとくと他人のためにばかり働いてしまうのは、みな同じ。
はっ!? 冗談じゃない。あの人は自分のためにしか動かないのよ。
そういう人もたまにいますよね。
すごく勉強になります。
自分の満足のために動く、自分の不満を解消するために動く。
これほど強いモチベーションはありません。
私の弟は好き嫌いが多く、嫌いな物は頑として食べなかったので母はよくこんなことを言っていました。
「あの子食べてくれないから。メニュー考えるの嫌になっちゃう」
面白いことだろうと面白くもないことだろうと「このタスクをこなすことによって誰のどんな不満が解消されるのか?」を情報として常に書いておく必要はあります。そうしないと不満の所在が分かりにくくなり「このタスクはやる気がしない。なぜ自分の仕事なのにやる気がしないのだろう? 自分はダメ人間だ」などと、とんちんかんなことを考え始めるからです。
「他人の不満」を解消するために自分のやる気を出すというのは、やや難しいことです。こういう場合には自分がダメ人間かどうかを考える前にやることがあります。タスクを自分の不満に変換するために、とことんまで細かく砕くのです。
弟が食べられるメニューを考える=弟を満足させる
母のやる気が出ないのは、
母性や愛情が足りないとか
ポジティブシンキングができないとか
そういう問題じゃないわけです。
不満を人のものから自分のものへと切り替えるのです。
他人のためにばかり働いてしまうのは、楽だからです。
自分のために動けないのは「無知」だから。
「無知」から「無理」が発生し、自分を「無能」だと勘違いしてしまうから。
知ってください。
やる気はマッチです。燃え続けるには、薪が必要です。
薪はタスク管理です。
薪を上手に、効果的にくべる方法を身につけて、いつもポカポカ燃えていたい。
そんな人にオススメの1冊です。
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いつも読んでくれてありがとう♪
旧ブログで公開した記事を再掲しました。
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