ADHDタイプのライフオーガナイザー®
オオノミエコです。
本日は趣向を変えて、お客様のリクエストにおこたえします!(*^m^)
汚部屋脱出のお片付けって、具体的にどんな事をしたんですか?
できたらしくじり体験も聞きたいです。
しくじりお片付け
しくじった片付けはすべて実家にいた頃のもの。ずっと汚部屋でした。
なぜ片付けたか
ちょっと記憶が定かではないのですが、親に叱られまくったから。ですかねぇ。
好き好んで片付けたことはありません。
怒られたから片付ける。
片付けはやらされるもの、仕方なくやるものでした。
1.自発的に片付けるのではなく、半強制的に「やらされてる」意識だった
いつ片付けたか
ほとんどやってません!(笑)
自分の部屋を与えられてから10数年で、片付けをしたのは10回以下だったと思います。
年に1回やるかやらないか。
小中学生の頃にはまだなんとかがんばってたけれど、年令を重ねるうちに「私は片付けられない女だから片付けられない」と開き直って片付けていませんでした。
珍しくやる時は、休みの日に。
昼過ぎに起きて(片付けなきゃな)と思いながらも(やだなーめんどくさいなー)と先延ばしにして、夕方頃から始めて3時間位ぶっ通しでやってました。
2.気が向いた時だけ片付けていた
3.一気に終わらせようとして、1回の片付けが長時間に及んだ
どんな片付けをしていたか
まず、多すぎる本と服を減らさなくては!捨てなくては!と思ってました。
親に「モノが多いから片付かないんだ。捨てなさい」と言われていたからです。
そして、ひとつひとつを手にとって「これいるかな?いらないかな?」とチェック。
(いる・いらない……いるよっ!)
(いる・いらない……こんな事してて片付くの?全部捨てるくらいの覚悟が必要なんじゃないの?あーあー、ドラえもんのスモールライトが欲しいなぁ。てか、ドラえもんが欲しいわ。あ、このマンガなら売っちゃってもいいかな。売る前に読もう。読んでから売ろう。あ、これは……続きがそろそろ出てるんじゃないかな……うーん……あ、これさっきあったのと同じだ!二重買いしてたのか、ショック。売ろう。これは売ろう)
結果、大好きな本たちは「全然捨てられないよ!!」
服は「(まだ着れるから)捨てられない」「(痩せたら着るから)とっておこう」「(高かったから)なんとかして着たい」「いらない服なんてないよ!」
全然、捨てられない。進まない。
結局、モノを減らせず。
どうしようもないので、本棚の隙間という隙間に本を詰め込み、服はたたんで引き出しの中に。こちらもギッチギチに詰め込んで。
とりあえず、表に出ているモノを収納の中に入れて終わりにしてました。
収納の中に、ギッチギチに詰め込むと出し入れしづらくなるので、翌日どころか、その日の寝る前にはすでにリバウンドが始まってました。
4.片付け素人の親の教えを信じた
5.まず「捨てる」から始めた
6.ひとつひとつを手にとってジャッジした
7.とりあえずの詰め込み収納でリバウンド誘発
他にも、片付けの途中でアルバム見たり、発見したCDをかけて歌いまくったりとか。色々あるんですけど、代表的な”しくじり片付け”だけあげてみました。
反対に、うまくいった片付けとはどんなものだったのか。
汚部屋脱出できた片付け
なぜ片付けたか
プロフィールにも書いておりますが、働きたくなかったからですw
片付けが終わったら働く
=片付けられない女なんだから、片付けが終わることはない
=働かない言い訳ゲット!!゚(d゚ω゚d)オゥイェー♪
1.きっかけはどうあれ、自発的に片付け始めた
いつ片付けたか
片付けようと決めたものの、最初のうちは全然片付けられていませんでした。
毎晩(明日こそ片付けるぞ)と決意して眠りにつくのですが、翌朝起きてからずっと(片付けなくちゃ……お昼を食べたらやろう……)と先延ばし。
お昼を食べたら(今は満腹だから、もうちょっとお腹がすいたら片付けよう)と先延ばし。
お腹がすきはじめたら夕方ですので(先にスーパーに行って買い出ししてこよう)と先延ばし。
買い出しから帰ってきたらゲームをして、当時やってたゲームブログの更新をして、あっという間に夜になって、オンラインの対戦で熱中して、旦那の帰るコールで慌てて夕飯の支度を始めて……(明日こそ片付けるぞ……)と先延ばし。
毎日毎日。嫌になるくらい先延ばししていました。
この時、私がやろうとしていた片付けは実家汚部屋時代の片付けと同じ。
「捨てる」片付けでした。
それが嫌でたまらなかったので、作戦変更。
「片付けに関することならなんでも片付けと認める。片付けブログを読むだけでも『片付けた』とする」
「とりあえず、毎日1つないし5分はやる」
なにせ早く片付けを終えなくちゃという焦りはなにもないわけですよ。
むしろ長引いてくれたほうが助かるw
結果的にこれがうまくいったわけです。
1日のノルマを決めると、朝早い段階でやってしまったほうが気楽だと気付いたんですね。
2.内容はともかく、毎日、午前中に片付ける習慣がついた
3.死ぬまでに片付けばいいや、と、1回の片付けで1つor5分と簡単にした

どんな片付けをしていたか
片付けられない女性やADHD女性向けの片付けサポートをしている、プロの方のブログを参考にしました。
「捨てたくないなら捨てない」
「掃除しやすく後片付けしやすい収納づくり」
「モノの処理システムをつくる」
「また新しく買うモノのためにスペースを空けておく」
などなど。
「片付け=捨てる」だと洗脳されていた私には、驚くことばかりでした。
残念ながら、その方は活動をやめられ、ブログも閉鎖しております。
また「捨てる」ことについての本も読みました。
⇛感想「ガラクタ捨てれば自分が見える」
毎日片付けると、毎日(あれもやらなきゃ、ここもやらなきゃ)と片付けが必要なモノや場所を発見してしまうんですね。なにせ今まで全然片付けてなかったわけですから。後から後から増えていく。
そこで「片付けノート」を作って、片付けたい場所をリストにしたり、間取り図をかいてたり、このあたりで片付けのゴールを設定しました。
私の片付けのゴールは『30分あれば来客OKな状態の部屋』
これは今も変わらず。この状態をキープしています。
「捨てたくないなら捨てない」と決めたとはいえ、モノを捨ててはいます。
どうやってモノの整理をしたかというと。
- 同じカテゴリのモノを全部出す、一箇所に集める
- ランク付けする
- 下位のモノから捨てる
本や服だけでなく、紙袋やジャムなどの空き瓶といった「なにかに使えそう!」なモノも捨てられなかったんですが、このやり方で厳選することができました。
⇛感情が揺れ動かないモノから整理する
そして、掃除しやすく後片付けしやすい収納をつくったわけです。
4.片付けのプロの教えを参考にした
5.片付けたい場所リストを作る・片付けのゴールを設定するなど「思考の整理」から始めた
6.同じカテゴリのモノ(靴下なら靴下)を全部を出して、ランク付け。下位のモノから捨てていった
7.後片付けしやすい収納をつくった
どんな片付けをしたのかというと、まぁ、こんな感じでした。
でも……。
他にも色々やったのさ
この時期、片付け以外にもいろんなことをやってました。
- 時間管理
- 手帳術
- 家事効率化、生活のルーチン化
- セルフイメージの書き換え
- 脱・完璧主義
- 深呼吸、マインドフルネス瞑想
自己啓発のオンパレードw
何が一番効果的だったのか。プロになってから何度も振り返って考えたんです。
おそらく、一番効果があったのは
やりたくないところまでやらなかったこと
だと思っています。
汚部屋時代は、部屋を片付けるためにやりたくない「捨てる」「減らす」に取り組んでいました。
その片付け自体も、なんのためにやるのかわからないまま。叱られるからという理由で始めた。だから、叱られることに慣れてしまうともうどうでもよかった。
やりたくないこと、納得してないことをやって、うまくいくほど簡単じゃないんだな。片付けは。
そう思います。
えーっと。
長くなりましたが、Tさん!こんなんで良かったかしら~?
またなんかリクエストあったらくださいね!!
最後までお読みくださりありがとうございました!
では、また。(^-^)/
オオノでした。
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