ども!頭の中から片付ける
ライフオーガナイザー®オオノミエコです。
zoomセッションでのこと。
モニター越しでもわかるくらい、途方に暮れた表情でお客さまのMさんがおっしゃいました。

洋服がたくさんあるから捨てようと思うんですけど、減らせないんです……。
Mさんは、なぜ減らせないのでしょうか。
会話を重ねていくと、Mさんが服を減らせない理由が見えてきました。
減らせない理由
好きだから
Mさんが洋服をたくさん持っているのは、洋服が好きだからです。
本が好きな人は本をたくさん読むでしょう。
同じように、洋服が好きな人はたくさんの洋服を着ます。
たくさんあるのは好きだから。
料理が好きな人は、たくさんの調味料を持っています。調味料だけでなく、調理道具や食材もたくさん持っています。
こだわりがあるから

スニーカーもたくさんあるんです……。
雨の日に履きたいスニーカーと、ウォーキング用のスニーカー。違いますよね。
好きなモノは、細かい部分の違いにこだわります。
ミスチルが好きな人は、1曲1曲の違いがわかります。
ミスチルに興味がない人は、全部同じ曲に聞こえます。
乃木坂46が好きな人は、メンバー1人1人の違いがわかります。
乃木坂46に興味がない人は、4なんちゃらってアイドルグループという認識しかありません。
細かい部分へこだわるということは興味関心があるということ。好きということ。
コショウだって、ブラックペッパーとホワイトペッパーはまったく別物だし、挽いたものと粉にしたもので風味が変わるから、これも別物。
「コショウの中から1つ選ぼう」なんて無理な話です。
細部にこだわれば、違いが見える。増えて当たり前。
世間的にはひとくくりにまとめられちゃうモノでも、自分にとって違うモノは、1つ1つ別物です。まとめられません。減らせません。
Mさんには当てはまりませんでしたが、次のような場合も減らすのが難しいです。
あると安心
あると安心。ないと不安。
当たり前っちゃ当たり前(笑)とっても自然なことです。
たくさんあると安心です。減らすのは不安です。
でも……
たくさんありすぎると
- 維持・管理に手間がかかります
- 選ぶのが大変です
- これで良いのかな?と迷います
自分のキャパを超えると混乱します。
どうやって減らすか
1.自分のこだわりを把握する
モノをこだわりポイント別で分けましょう。
Mさんの例でいうと、「雨の日に履きたいスニーカー」「ウォーキング用のスニーカー」で分けます。
「雨の日に履きたいスニーカー」が1足なら、それ以上は減らせません。
3足あったら減らすことを検討してください。
もし「小雨の日に履きたいスニーカー」「大雨の日に履きたいスニーカー」とさらに細かいこだわりがあったら・・・次の方法を試してください。
2.他を減らす
こだわりがないモノを減らしましょう。
靴全体で――
好きなスニーカーはそのまま。そうでもないヒールの靴は減らす。
所有物全体で――
好きでこだわりがあるモノは減らさない。
どうでもいいモノや売ろうと思っているモノ減らす。
2.試しに少しだけ減らしてみる
いきなり捨ててはいけません。
あえて使わずに「なくても平気かどうか」を試すんです。
Mさんの例でいうと、雨の日にあえて他のスニーカーで出かける。
本当に必要?を見直すということです。
おすすめは
オオノのおすすめは、2番の「他を減らす」です。

あまりにも多いから、捨てなくちゃ……ってそればっかりになってました。
好きなモノは増えます。細部へこだわれば、モノはもっと増えます。
好きなモノから減らそうとしないでくださいね。
他の、どーでもいいモノを減らしましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました!
では、また。(^-^)/
オオノでした。
私信.Mさん、シェア許可ありがとうございました~😍
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