
ども!オオノです。
前回の続きです。
決めた未来が現実になる
自分がいいね!を押したくなるような未来を思い描くと、スムーズに行動できます。
求める未来がハッキリしているので、どんなルートを通るかにはこだわりません。
ルートAで失敗してもくよくよせず、ルートB、ルートC……とどんどん試します。
試行錯誤を繰り返すうちに「これだ!」という手応えのある最適なルートが見つかります。最適なルートが見つかったら、後はひたすら突き進みます。進んでいくといつの間にか思い描いた未来が現実になっているのです。
終わり良ければすべて良し
終わり=ホンモノのやりたいこと
5年ほど前の2016年から、ぬか漬けを始めた。
夏になると旦那実家からもらう大量の夏野菜をどうにかしたかったことと、毎日ぬか床をかき混ぜる生活を送ってみたかったからだ。
夏野菜を漬ける目的だったので、冬場になったら処分したり、保存袋に入れて冷凍するなどして、休みながらも5年の間ぬか床がある生活を続けた。
びっくりすることに、5年もの間ぬか床の手入れをしてきたのに、一度も自分が美味しいと思うぬか漬けを漬けたことがなかった。
「美味しいぬか漬け」も「美味しいぬか漬けをつくる」という未来も思い描いていなかったからだ。
「毎日ぬか床をかき混ぜる生活を送ってみたい」という願望は実現したが、その先は決めていなかった。
不味からず美味からずなぬか漬けをつくり続け、毎日ぬか床をかき混ぜる生活に飽きてきた頃。ぬか床の匂いが変わってきた。
臭い。
もうダメかもしれない。
あきらめかけたが、どうせ終わりにするならやれること全部やってからにしよう。そう決めた。
やれることをやらずにあきらめたら、この先の人生で「またぬか床のある生活をしてみようか、どうしようか」を考えてしまう。だったら今やりきったほうが時間もお金も無駄にせずにすむ。
終わりを書き換える
私は「美味しいぬか漬けをつくる」と決めた。
美味しいぬか漬けがどんな味かわからなかったので、市販のものをいくつか買って食べた。
美味しいぬか漬けは、酸味がきいたフレッシュでみずみずしい味。
今まで漬けていたぬか漬けとまったく違うその美味しさに、夫の「美味しい」は信用できないと知り、ぬか漬けについて1から調べて実践した。
酸味は、ぬか床の乳酸菌によるもので……。
ぬか床の水分は……。
そうして無事、美味しいと思えるぬか漬けをつくることができたのだった。
(安定供給はまだまだまだ)
変化を起こしたいなら未来を決める
ぬか漬けの一件で、私はホンモノのやりたいことだからといって「うまくいく」とは限らないと学んだのでした。
やりたいこと
- 義務感
(~するべき、~しなければ) - 欠乏からくる欲求
(~したい、~欲しい) - 不安や焦りベース
(~しないとヤバい)
やりたいこと
- 使命感
(私、やります) - 好き・喜び
(~したい、~欲しい) - リラックス・好奇心ベース
(~したら楽しそう)
そういやヨガも、「ヨガをやる」が「やりたいこと」で終わってるから何年やってもほとんど成長していません(笑)
行動できなくて、努力や継続ができなかった頃は「行動力さえあればなんでもできる!」と思っていたけれど、そうじゃないんですね。
行動しても、未来を決めていないと変化は起こらない。
「片付けたい」と片付けても終わらない。
「先延ばしをやめたい」と決心しても変われない。
ただやってるだけ。
やってることが楽しくて満足!ならそれでいい。
私もヨガはやってるだけですごく楽しい。
ただやってるだけなのに、毎回新鮮な驚きと感動と気持ち良さを味わえる。
でも、そうじゃないなら。
今を変えたいのなら。
まず未来を決める。
どうやるかはその後です。
コメント