理想ばかり高く、行動力がないってのがコンプレックスだったオオノです。
ども!
やる事を分けて、それぞれまず「何をするか」を決めたら「すぐやる」ができるようになってきたよ!のお話。
今日は、最難関のBIG+HARDな事についてです。
*当初、BIG+HARDな事はまず「調べる・思考を整理する・決める」って書いてましたが、記事を書く段になって「書き出す」に変更。過去記事も修正しました。
- 縦軸がやることの大きさ
やり始めたら最後まで一気に進められるものはSMALL
やり始められない、途中でつまずくものはBIG - 横軸がやることの難易度
やったことがあって、簡単にできるものはEASY
やったことがなかったり、難しいものはHARD
表の上半分は、体を動かす。
表の下半分は、頭を動かす。
- SMALL+EASY→すぐやる
- SMALL+HARD→やってみる
- BIG+EASY→小分けにする
- BIG+HARD→書き出す
初回の記事はこちら。

BIG+HARDな事って?
やる事の種類や数が多くて面倒な上に、1つ1つが難しくてすぐに手が止まってしまうような事です。
ただ単に使ったモノを元の場所に戻す後片付けなら、SMALL+EASYです。
片付け全般となると、BIG+HARDになります。
いろんな事が入り組んで、難しくて、うまくいってないことはわかるけど、どうしたらうまくいくのかわからない。
1日も早く抜け出したいBIG+HARDな事。
どうすればいい?どうしたい?
なんとか解決したくて、行動しようと思うものの、動き出せなかったり、とりあえず動いてみても、続かなかったり。
――どうすればいいの?
調べれば調べるほど選択肢が出てくる。
――どうしたいの?
自問自答すればするほど混乱してくる。
ここで多くの人が迷宮から抜け出せなくなります。
同じことのくり返しにハマってしまうんですね。
うまくいかない→原因を探す→答えを見つける→うまくいってる人の真似をする→うまくいかない→原因を探す→答えを見つける→別のうまくいってる人の真似をする→うまくいかない→原因を探す
このくり返しです。
実は、片付けられないと長年悩んでもがいている人は、この悪循環ループにはまっています。
では問題です。
うまくいかない→原因を探す→答えを見つける→うまくいってる人の真似をする
どのステップが間違っているのでしょうか?
3択です。
- 原因を探す
- 答えを見つける
- うまくいってる人のマネをする
どのステップが間違っているのでしょうか?
悪循環ループから抜け出すには
答えは、
- 原因を探す
です!
うまくいかない→原因を探す→答えを見つける→うまくいってる人の真似をする(*Repeat*)
はい。初手から間違ってるんです。
原因を探す前にやることがあるんです。
それは「うまくいかない」の棚卸しです。
棚卸しをすると、何がうまくいっていないのかが把握できます。
BIG+HARDな事はまず「書き出す」
やっていてうまくいかないと感じている事は、やってきた事を「書き出す」。
- いつ
- どこで
- どのタイミングで
- 何を
- どのようにしているか・していないのか
などなど。
具体的に「書き出す」をやってみると、案外書けないこともあります。
したことがなくて、試したいんだけれどなかなか行動に移せずにいる事は、感じている不安や恐れている失敗について「書き出す」。
- 気がかりなのは____
- 心配なのは____
- ____だったらどうしようと思ってる
などなど。
行動しない人がノウハウコレクターになると
理想が高いのは、行動せずにノウハウばかりを探すからです。
ノウハウを探す過程で、どんどん知識が広がり、理想が高くなるのです。
理想が高くなると、必要な行動も増えます。
そこで行動するためのノウハウを探すと、また知識が広がり、理想が高くなります。
理想ばかりが高く行動力がない人は、頭と心ばかりが動いていて、体を動かす事を怠っているのです。
本当に必要なのは
必要なのは理想を現実にするノウハウではありません。
自分の体を動かす指示です。
行動力がないとは、自分の体を動かせるような指示が出せてないということです。
「部屋を片付ける」というあいまいな指示で、自分の体を動かせますか?
「帰宅後すぐに部屋を片付ける」ではどうでしょう。体をどう動かしますか?
行動とは、体を動かすことなのです。
頭や心をどんなに動かしても、体を動かさない限り、現実は1ミリも変わらないのです。
最後に
フルマラソン42.195km走りたいと思って、いきなり42.195kmを走る人はいるでしょうか?
ほとんどいないと思います。
でも、「いつでも来客OKな部屋」にしたいと思って、いきなり「いつでも来客OKな部屋」づくりを始め、挫折してできない……と諦める人は多いです。
「ベタッと開脚したくてね、やってみたらできなかったの。痛くてもう嫌!」とふてくされる人に、あなたはなんて声をかけますか?
「痛くなるまでやらないで、少しずつ柔軟してみたら?」って言いません?
では、「片付けたくてね、やってみたけどできなかったの。つらいくてもう嫌!」とふてくされる人にはなんと声を書けるでしょうか。
片付けも、体を動かす行為です。
頭で考えたことができないなら、それは自分の体を動かす指示が出せてないということです。
頭や心をどんなに動かしても、体を動かさない限り、現実は1ミリも変わりません。
かといって、理想を低くする必要はありません。
理想の手前、現実のちょっと先に、目標を置けばいいだけ。
体を動かし続けることで、現実は変わっていくのですから。
最後にもう一度。こちらの動画をどうぞ。
最後までお読みくださりありがとうございました!
では、また。(^-^)/
オオノでした。