ADHDタイプのライフオーガナイザー®
オオノミエコです。
前回に引き続き、「やめたいけどやめられない」をやめる方法について書きます。
「やめたいけどやめられない」状態3つ
- 悪い習慣「やめたいけどやめられない」
- 今やってる行為を「やめたいけどやめられない」
- つい出てしまう癖を「やめたいけどやめられない」
今日は2つ目の、今やってる行為を「やめたいけどやめられない」についてです。
動き出しの遅さ、切り替えにくさ
ADHDの特徴の1つに、動き出しの遅さ・切り替えにくさがあります。
注意力に形と方向を与え、必要なときに、必要なところにふり向けることができない
――片づけられない女たち より
このため、やるべきことを先延ばししてしまいます。日常茶飯事です。
寝なくちゃいけないのに動画視聴がやめられない。
仕事しなくちゃいけないのにゲームをやめられない。
洗い物をしなくちゃいけないのにSNSめぐりがやめられない。
出かけなくちゃいけないのにブログを書く手がとまらない。
やるべきことが迫っているのに、やめられない。
楽しいわけじゃない。無我夢中、というわけでもない。
ただ、やめられない。
頭ではわかっている。なのに、やめられない。
こんな時、あなたは自分を叱って動かそうとしてはいませんか?
「言い訳してないで、さっさとやりなさい!!」
なーんて、親にされたように叱っても、脅しても、なだめすかしても、無駄なことは、子供時代のあなたがとっくに証明済みですね。
そんなあなたに試してみていただきたい方法がこちら!
デデンッ(効果音
今やってることをしながら、次の行動を始める
次の行動を始めちゃう。です。
スパッと切り替えようとするととっても難しいです。
今やってることを継続しつつ、次の行動を始めちゃいましょう。
寝なくちゃいけないのに動画を見ている。
→動画を見ながら、寝床に移動する。
ご飯の時間なのにゲームをやめられない。
→ゲームをしながら、食卓につく。
洗い物をしなくちゃいけないのにSNSめぐりがやめられない。
→SNSめぐりしながら、キッチンに移動する。
出かけなくちゃいけないのにブログを書いている。
→ブログの文面を考えながら、出かける支度を始める。
お風呂入らないと(ドライヤーかけないと)いけない時間なのにyoutube見てる。
→youtube見ながらお風呂(ドライヤー)
新しい刺激に注意が移りやすい、気が散りやすい特性を逆手に取った方法です。
結果できりゃそれでいい
「普通になりたい」「みんなと同じがいい」と願う発達グレーさんが多いのですが、普通のやり方やみんなと同じやり方をしてるから、うまくいかないんです。それが発達障害です。
普通のやり方じゃない、みんなと違うやり方だ。
でも、自分に合うやり方で、スムーズに結果を出せる。
結果できりゃそれでいいじゃないか。
世の中にはいろんなノウハウ・方法があります。
「納得しないとやらない」というのも発達障害の特性ですが、取り入れるところは取り入れる。
やってみて合わなかったところは捨てる。
このように思えるかどうかが、人生の分かれ道だとオオノは思うのですが、あなたはどうでしょうか。
みんなと同じやり方がいいですか?
自分に合うやり方がいいですか?
自分に合うやり方とは……
自分の脳のクセや行動パターンに合わせ、望む結果を出せるやり方のことです。
自分を知ることから始まります。
何を大切にして生きるか。価値観を知る。
何が好きで何が嫌いか。好みを知る。
発達グレーさんが苦手なのは、自分の体調を知ることでしょうか。
体のコリや空腹、痛みなどに鈍感だったり、触覚や臭いが過敏だったりもしますので、疲労してるのが当たり前なところ、ありますから。
繰り返しになりますが、動こうとしても体が動かない時は疲れている時です。
休んでくださいね(TдT)
次回は、実はこれが一番難しい!つい出てしまう癖を「やめたいけどやめられない」について書きます。
最後までお読みくださりありがとうございました!
では、また。(^-^)/
オオノでした。
コメント