こんにちは。さいたまのライフオーガナイザー・オオノミエコです。
努力しちゃダメ!?の続きです。
(初めから読む方はコチラから→本腰入れてセルフオーガナイズ!)
セルフオーガナイズの記事を読んで、
汚部屋脱出と行動・時間管理
どちらを先にやればいいのだろうと迷ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
―私は最初、汚部屋脱出を優先して失敗しました。
汚部屋脱出プロジェクトって「(終わりがある)やること」なんですが、昔から片付けられなかった場合、最短でも1年はかかるプロジェクトなんですね。
厳密に言うと、仮置きまで持っていく最初の数ヶ月と、1年に一度使うかどうかシーズン物のチェック期間を含めて1年。
数十年片付けられなかった人間が、たった1週間かそこらで片付けられるようになるわけがないんです。
私は、汚部屋脱出プロジェクトをやる時間を探すためにも、行動・時間管理から始めて欲しいと思っています。
睡眠
食事
入浴
人付き合い
仕事
自分にとって必要不可欠な行動と時間。
日常生活を大事にすることはあなたにしかできません。
汚部屋脱出は他人に手伝ってもらうことができます。
他人に手伝ってもらったり代わりにやってもらえないこと、自分にしかできないこと。
優先順位をつける時、私は自分にしかできないことを最優先してします。
―1日のうちに汚部屋脱出プロジェクトに使える時間は、どこに何分ありますか?
「時間がない」と言う人の話をよくよく聞くと「好きな時に好きなように好きなだけ使える時間がない」という意味だったりします。
役割が増えれば増えるほど、好きな時に好きなように好きなだけ使える時間は減ります。
小さな子供だってそうですよね。
「親の子」という役割に「園児」という役割が増えれば好きな時に好きなように好きなだけ使える時間は減ります。
この事をわかっている人で「時間がない」と言う人は「時間が把握できてない」だけです。
昨日Twitterでもつぶやいたんですが、時間は作るものというけれど、時間は探すものだと私は思っています。
「やりたいこと」がインテリア雑貨みたいなものだとしたら、
「(終わりなくずっと)やること」は家の鍵とかお米とか靴とかの必須アイテム
家の鍵の置き場所さえ決まってない散らかった汚部屋状態で、
どんなにインテリア雑貨の置き場所を探してもしっくりこないように、
「(終わりなくずっと)やること」がぐちゃぐちゃなら
「やりたいこと」をやろうとしてもやる時間が見つからない。
「やること」の定位置を決めてから、
「やりたいこと」をやる時間の置き場所を探す。
―このやり方、スムーズに習慣化できます。
「1日1回体をほぐすために大きく伸びをしよう!」
たかだか10秒の動きでさえ「いつ・どこで・どのタイミングで」やるかを決めていなければ、なかなか習慣にはなりません。
効率よく自分が動けそうな時間を探す。
「朝、洗面所で歯を磨いた後」に「体をほぐすために大きく伸びをしよう!」
今なにも考えずにやっている習慣にくっつける。
高確率で習慣になります。
規則正しい生活をしろと言っているわけではありません。
無意識にやっていることを意識して把握する。
不規則な生活ならどのぐらい不規則か把握することが大事なんです。
「今やっていること」が「軸」になる。
だから汚部屋脱出プロジェクトよりも自分の「軸」を探す行動・時間管理から始めて欲しいと思っています。
―けれど、汚部屋脱出を最優先した方がいい場合もあります。
睡眠
食事
入浴
人付き合い
仕事
自分にとって必要不可欠な行動が、汚部屋のせいで営めない場合。
汚部屋脱出プロジェクトは、自分でやらなくていいこと、他人に手伝ってもらったり代わりにやってもらっていいことなんですから!
おひとりで悩まないで相談してくださいね!
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セルフオーガナイズとは、
私は、
何をやるか
いつやるか
どのようにやるか
そして、どこに向かっていくのか
を、仕組み化することです。
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旧ブログで公開した記事を再掲しました。