ども!頭の中から片付ける
ライフオーガナイザー®オオノミエコです。
今日は「似合う服」について語ります。
の前に。
服を選ぶ時の基準4つを紹介します。
服を選ぶ時の基準4つ
ふさわしい服
扱いやすい服
似合う服
好きな服
もうちょい詳しく説明すると
ふさわしい服→ドレスコード、TPOなど(明確ないし暗黙のルールを守っているか)
扱いやすい服→素材、縫製、色など(お手入れのしやすさ)
似合う服→骨格タイプやパーソナルカラーを考慮したデザイン(見た目)
好きな服→着心地など感覚的なもの(主観)
似合う服って?
似合う服とは、客観的な見た目の違和感がない服のことです。
さらに突っ込んで、
「見た目の違和感ってなに!?」
と聞かれたら、私は
「悪目立ち」
と答えます。
似合わない服って?
百聞は一見にしかず。
こちらの某料理研究家の方の写真をご覧ください。
ご本人に似合っていて、違和感がありません。
だから手に持っている商品が目立つんですね。
コマーシャル写真なので用意された服を着ているのだと思います。
というのも、グーグル画像検索で出てきた写真のファッションを見ると、彼女は襟ぐりが空いたデザインのトップスがお好きみたいなんですね。しかも太ボーダーではなく細ボーダーをよく着ています。
ただこちらの服だと、視線が「鎖骨」にいってしまいませんか?
骨格診断ナチュラルタイプの特徴として「骨が目立つ」というのがあります。
*骨格診断とは生まれ持った身体つきをストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプで分け、自分に似合うファッションを探すヒントにするというもの。
似合う服を着たいなら、この「悪目立ち」してしまう部分を隠して、見た目の違和感を消すのが鉄則です。
こちらの料理愛好家の方は襟ぐりが空いたデザインでも違和感ありませんよね。
でもこれ、赤の他人だからすぐわかること。
自分の容姿を客観的に見つめるってとっても難しい!!
だから、自分に似合う服になかなか巡り会えず、服探しの旅に出るはめに……💦
服探しの旅:似合う服がわからない場合
自分に似合う服がわからないから、とりあえず目についたショップに入る。
ぐっときた服を手に取る。鏡を見ながら服をあててみる。自分のルックス、体型にダメ出ししちゃう。もっとスタイル良かったらなぁ。もっと美人だったらなぁ。
ぼやいてても痩せたりはしないのでとりあえず試着する。
一人で買い物の場合――
これでいいのか、自分じゃわからん。どうしよう……。
家族や友達と買い物の場合――
アドバイス聞くが、プロじゃないからその人の好みを言われる。
旦那に至っては早く買えよと言わんばかりのアドバイス。殺意!
決まらない。
たくさん回って疲れ始める。
あっちがいいかな?こっちがいいかな?答えが出ない。色違いの服を着たり脱いだり。サイズ違いの服を着たり脱いだり。そうこうしてるうちに、店員さんの目が気になって居心地悪くなる。
試着が疲れる。
結局、妥協して買っちゃう。もしくは、逃げるようにショップを出る。
疲れるだけの試着体験が積み重なって、試着しても無駄だと思うようになる。
服を買うのに勢いに頼るようになる。当然、タンスの肥やし率が高まる。
服は増えるが、着たい服がどんどん減っていく謎のクローゼットのできあがり!
なんて/(^o^)\こった\(^o^)/
服探しの旅:似合う服がわかる場合
自分に似合う服がわかっている。いつも行くお気に入りのショップに入る。
今シーズン買い換えたいアイテムや買い足したいアイテムが決まっているので、寄り道せずにまっしぐら。ぐっときた服を手に取る。鏡を見ながら服をあててみる。色や質感を確認。家にある服とのコーディネートを考える。数パターン着こなしが浮かんだら試着へGO。
一人で買い物の場合――
着心地、着丈などこだわりポイントをチェックする。
家族や友達と買い物の場合――
着心地、着丈などこだわりポイントをチェックする。
家族や友達に聞く場合は「○○用の服なんだけど、TPOに合ってるかな?」「どっちが細く見える?」など相手が答えやすい具体的な質問をする。
旦那のアドバイスは「ありがとう、愛してる❤」お礼をいいつつガン無視。
これ!という一着とはなかなか巡り合わないのがわかっているので焦らない。
疲れ始めたら休憩する。
選択と決断は疲れる。椅子に座って甘いもの堪能。買い物再開。
試着が疲れてきた……。
試着なしでは絶対に買わないので、何も買ってなくても買い物を終わりにする。
後日
お目当てのアイテムゲットー!
持ってる服すべてがよく着る服という、少数精鋭なクローゼットが出来上がる。
オッケー最高!\(^o^)/
って。こうして書き出してみると両者の違いがハッキリしますね。
似合う服がわかると変わること
何を買うかがハッキリする
迷子編では「似合う服」という曖昧なものを探してました。
一方、ゴール編では「買い換えたいアイテムや買い足したいアイテム」
買おうとしてるモノが具体的なんですね。
試着する意味がうまれる
迷子編では試着しても「よくわからない」だから試着しても疲れるだけ。
ゴール編では試着しない限りわからないことを確認してます。
だから試着する意味がうまれる。
お気に入りに出会うまで待てる
デザインはよくても素材が合わない。
襟のラインはよくても袖丈が長過ぎる。
色さえよければパーフェクトだったのに。
などなど。
世の中にはびっくりするほど服が溢れていますが、「わたしに似合う服!!」と言い切れる服は意外と少ないものです。
妥協して買った服は結局着なくなる。
だから、オシャレ上級者さんたちはお気に入りの服に出会うまで、妥協せずに、何度も試着を繰り返すんだと思います。
オシャレさんたちは洋服が好き。たくさんの服、いろんな服を見ることが楽しい。
見てきた服の数が違う。試着してきた数が違う。だからオシャレなんだと。好きって尊いなぁ。
以前は、センスないけどダサいの嫌!とがんばって似合う服探しをしてましたけど、

最近はダサくていい「地味」「無難」街道を走ろうと、こだわりを捨てまくってるオオノは思うのです。
好きって尊い(*´ェ`*)
おわりに
服を着ないと逮捕されます(笑)
服選びは、社会生活の必修科目。避けては通れない道(泣)
服選びがめんどくさいよー!好きになれないよー!という方は、やみくもにがんばるのではなく一旦立ち止まって「どのレベルまでできるようになりたいのか」「自分に何を求めてるの?」を考えてみてください。
自分が何をしたいか・何はしたくないかがわからないうちは、誰のアドバイスもゴミです。
次回は「好きな服」についてです。
コメント