ADHDタイプのライフオーガナイザー®
オオノミエコです。
昨日の記事

の続きです。

なんで自分責めをやめられないんでしょうか

気持ちがイイから
やめられない!!
ハイッ
あるある探検隊!
あるある探検隊!

・・・

いや、マジ。
人間って責めることが好きなんですよ。気持ちいいんですよ。
責めるという言葉だとちと強すぎるんで、言い方変えると。
失敗や間違いや相手が気付いてない事を指摘するのって、楽しいんですよ。
8時だよ!全員集合の「志村~!後ろっ!後ろ!!」しかり、ウォーリーを探せしかり、間違い探しクイズとかそのものだよねw
不自然
間違い
失敗
を指摘して楽しむ。
小さな子って他の子の失敗をすごく笑うでしょ?あれです、あれ。
わかりやすい違いがおもしろいのよね。
反対に。
私が週1で通ってるヨガのクラス。主要メンバーは80代。
経験豊富なお姉さまぞろいですので、誰かがうっかりおならぷぅ~しちゃっても全員見事にスルーします。完璧なスルー。くすりともしないw
大抵のことは経験済みなんで、そういうこともあるよね~と流せるんでしょう。
失敗を笑うって、幼稚なんでぷぅ~
他にも、笑いの効果があります。
緊張をほぐすために笑う
何年か前に、拙いポルトガル語で質問をする少年を笑う記者に対して、C.ロナウドが「彼のポルトガル語は上手だよ」とかばったというニュースを見たんですけど。
他人の失敗や下手さを笑うのって、馬鹿にしてるわけじゃないんですよね。
子供相手ならなおさら、馬鹿にする意味はないんだと思います。
不安を感じやすく、協調性が高い日本人は、他人が失敗しそうな場面で緊張してしまう。
緊張を緩和させたくて笑う。
張り詰めている場の空気を、笑いによって変えようとする。
結構あるあるだと思うんですよね~。
問題は、笑われた方がそれを理解できず、否定されたと落ち込んでしまうところ。
これ、そもそも、失敗や下手さをダメ扱いしてるから起きるんですよねぇ。
後日談付きの動画があった😊↓
余談ですが、2019年のM-1の「人を傷つけない笑い」も同じで、コーンフレークや羊羹というネタや、ツッコミ入れずにすべてを受け入れるぺこぱが受けたのも、会場にいたお客さんたちがM-1の緊張感に耐えられなかったからだと思っています。
映画やドラマのネタバレ歓迎、わかった上で楽しみたい人が増えているそうです。これも緊張したくない!リラックスして楽しみたい!のあらわれかと。予測できないものが怖い人が増えてるんでしょうね。
話を戻します。
自分を責めることで得られる気持ちよさとは
自分を責めることで得られるのは、幻想の自分の確保です。
しでかした現実の自分を切り離して責めることで、自分を癒やしているんですね。
本当の自分はこんなもんじゃない。
もし○○だったら今と違う幸せな毎日を送れていたはず。
あの時、もし○○してれば良かったのに。
現実の自分を責めることで、幻想の自分を守っている。
自分責めを続けると、なんらかの行動をとった現実の自分より、何もしない幻想の自分がどんどん強く大きく価値ある存在になります。
現実の自分と幻想の自分の差が開き続けます。
思考と感情を整理して、正しく自分を責める!
気持ちがいいことはやめられない!
やめられないなら、有効活用!!
次につながる自分責めをしましょう。
- 失敗は尊いと自己洗脳する
- 感情を書き出す
- 思考する
失敗は尊いと自己洗脳する
失敗って尊いんですよ。
自分を責めることができるのも、失敗だって判断できるような経験をしたから。
後知恵バイアスというものがあります。
後知恵バイアスとは、物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向。
過去の自分にマウントとって責めることができるのは、過去の自分が経験したからです。
過去の8割は間違いですからね。
親の教育も間違い。学校の教育も間違い。
そう言い切れるのは、経験して年数たってるから。
常に正しいと思ってやってるけど、過去は間違う。
自分も親も他人も。みんな、その時々でベストを尽くしてる。
失敗は尊いものなのです。
成功を尊いものと捉えることは簡単で、誰にでもできます。
でも、失敗を尊いものと捉えることは難しく、目先の事しか見えない人にはできません。
感情を書き出す
自分を責める人って頭でっかちで、感情をためこんでる。感情表現が苦手。
怒り方も、理屈っぽい。
――今日は、朝1時間もスケジュール管理に時間を使ったのに。計画を立てただけで満足して、全然行動に移せなかった。無意味すぎる。ホント嫌になる!いい加減、学習しなよ!!
感情を書き出すとは、
――はぁ、落ち込む。凹むわ~。
書いた紙を破り捨てて、さよーならー。
これだけでいいのです。
怒ってる理由や不安な理由を、いちいち説明しなくていい。
ただ感情を書き出す。出してスッキリする。
メンタル弱ってる時ほシンプルに!
❤
メンタルにちょっと余裕がある時は、出来事と感情をセットで書く。
朝、計画を立ててる時はすごく楽しかった。
計画を立て終わったら、満足しちゃったところ、ある。
その後も、頭の片隅に「やらなきゃ、やらなきゃ」って焦りとか、「動けよっ」ってイライラとか、「ずっと同じところでぐるぐるしてるな」っていう情けなさを感じた。
女性の感情は揺れ動くもの。
ころころ変わる感情をそのまんま書く。
支離滅裂でOK。理不尽でOK。すべてOK。
感情的にスッキリしたら、次は思考する。
思考する
自分を責めている理由が「過去の失敗」や「変えられないもの」なら、できることは何もない。
すぐに責めるのをやめる。

責めるのをやめて何するの?褒めればいいの?
逆をやるって難しい。
だから、自分を責めたくなったら、好きな歌を歌ったり、推しの動画を見たり、漫画読んだり。
好きで上書き❤
異なる感情を同時に味わうことはできない。
自分を責めることと好きなものに夢中になることは同時にできない。
変えられないことで自分を責める習慣を、好きなものに夢中になる習慣に書き換えよう。
❤
自分を責めている理由が「現在進行系」や「変えられるもの」なら、自分に期待している事は何かをハッキリさせてみよう。
現実の自分と幻想の自分の差が大きい人ほど、自分への期待も大きいもの。
ずっと片付けられなくて、捨てられなくて汚部屋なのに、3日で汚部屋脱出!を自分に期待するなんて無茶です!
自分にかける期待は大きくなりがち。
友達にかける期待と同じくらいでちょうどいい。
友達をいたわるように自分をいたわる
友達をはげますように自分をはげます
友達に求めるものを自分に求める
自分を責めたくなったら、「もしこれが自分のことじゃなくて、友達のことだったら、私はなんて言葉をかけるだろうか」と想像してみてください。
優しい言葉が出てきて、びっくりします😆
言葉を扱う作業なので、苦手な人はひとりでがんばらずに相談してくださいね!お手伝いします。
次回は、機能性重視の収納づくりから始めるについて書きます。
最後までお読みくださりありがとうございました!
では、また。(^-^)/
オオノでした。