「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
というわけで。
汚部屋脱出に失敗している人がやりがちな3つの方法をピックアップしました!
やる気で片付ける
やる気だけで片付けられるなら、とっくに片付いてます。必要なのは、やる気ではなく戦略です。
戦略とは、戦いを略すと書きます。無駄な戦いをなくすこと。それが戦略なのです。
何が無駄で、何が効果的か。
初心者のうちはなかなか判断が難しいものです。
ですが、振り返りをすることでわかるようになります。
その片付け、効果は出てますか?
やりたい片付けをやっていませんか?
○○片付け術をやってるつもりで、自分勝手にアレンジしてませんか?
効果が出る片付けをしましょう。
やっても褒めない
片付けが続かない人は、小さな変化を無視します。劇的な変化以外を認めません。
同じように、劇的な変化以外を認めない人たちがいます。
批評家気取りで他人のダメ出しをする人たちです。彼らに認められる必要はありません。離れましょう。
汚部屋のままだとしても、片付けたら褒めていいんです。褒めましょう。
ゴミを1つゴミ箱に入れた。
引き出し1つ整頓した。
ゴミ袋1つ分、まとめた。
大人の片付けとしては、当たり前のことだとしても、やった自分を褒めましょう。
今までやってこなかったことをやったのですから、褒めましょう。
ほんの少しの片付けでも褒めて、気分良くすることが、続ける力になります。
小さな変化を褒めてくれる人はほとんどいません。探してる暇はありません。すぐに自分で褒めましょう。
できたね!
お疲れ様♪
がんばった!
えらい、えらい。
手早くできたんじゃない?
片付け続けていれば、いつかは汚部屋じゃなくなります。
やり続ければいつかは終わります。
やったら褒める。
なんなら、やる前も褒めましょう。
え?いまわたし、片付けようって思った?すごい!えらい!かっこいい!!最高!!
褒め言葉のバリエーションが増えた頃には、汚部屋脱出できてますよ!
片付けられない「性格」だと思ってる
環境が変われば人は変わります。
穏やかでほがらかな性格の人でも、ストレスにまみれ睡眠時間を削るようなブラックな職場で働けば、休憩時間に匿名で芸能人を叩いて憂さ晴らしをすることもあるでしょう。
優しい性格の人でも、時間に追われ焦っていたら、乱暴な運転をすることもあるでしょう。
片付けられないのは「性格」ではありません。
あなたに合う片付け方が、まわりの環境になかっただけです。
残念ですが、まわりになかったのなら、自分で探すしかありません。
幸い、ネットが発達し、いろんな片付け方が手軽に調べられるようになりました。
いろんな片付け方を試す。
捨てる片付けが合わないなら、収納計画を。
収納計画を立ててもうまくいかなかったら、モノの仕分けを。
自己流で行き詰まったら……お気軽にご相談を!

まとめ
うまくいく時にはいろいろな要素が複雑にからみあうもの。これ!という1つに絞るのは大変です。人それぞれ「なぜうまくいったか」の理由も異なります。
共通点といえば「うまくいくまで、やったからだ」ということでしょうか。
とすると、失敗する理由は「うまくいく前にやめてしまったからだ」ともいえますね。
なぜやめてしまうかというと……つらいからなんですよ。
ネガティブな感情に支配されると、視野が狭くなります。視野が狭くなると、思考がこり固まってしまいます。「○○しなくてはならない」「べき・ねば」思考では、効果的な片付け方を探すという発想すら浮かばなくなります。
うまくいかないな~と思ったら、深呼吸しましょう。
大丈夫!
ゴミは逃げない!
ガラクタも勝手に消えない!
あなたをいつまででも待っててくれるから!
慌てなくて大丈夫。
汚部屋脱出という目標が遠く感じたら、毎日の小さな変化に目を向けて。
ハードルを下げられるだけ下げましょう。
今日はこの辺で。
では、また。
オオノミエコでした。