先日、2回目のSentaku College(センタクカレッジ)に行ってきました。
センタクカレッジとは洗濯王子という愛称でおなじみの洗濯アドバイザー中村祐一さんが、受講生が持参した衣類を洗うデモンストレーションとその解説をしてくれる料理教室のような洗濯教室!
なんですが、2回目は衣類を持参できませんでした。
恥ずかしくて。
お客様が恥ずかしそうに見せてくださるご自宅の写真。汚部屋脱出以降ずーっと、
え?汚い?どこが? 楽しそうしかないじゃん!!
って思ってたんですよね。
キレイにする喜びって、ギャップがあればあるほど大きいですから。
「汚いんですけど・・・」と前置きされると目がギンギンになります。嬉しくて。
でもね。実際に汚かったお宅はいまだかつてありません。
がっかりだよ!なんだよみんな汚くないじゃないか!!
って、残念がってましたがこの度ようやく気付きました。
私の「汚い」は、みんなとズレているということに。
物が散らかってる状態を「汚い」と、私は思いません。
それは「汚い」ではなく、散らかってるだけ。
物があふれている状態を「汚い」と、私は思いません。
それは「汚い」ではなく、物がたくさんあるだけ。
部屋が汚れている状態を「汚い」と、私は思いません。
それは「汚い」ではなく、汚れちゃっただけ。
私が「汚い」と思う状態とは、生ゴミなどの 有機系 で、汚したものを放置し、さらにもっともらしい理屈をこねて言い訳をする状態。
「汚い」=有機系 + 汚した + 放置 + 言い訳
だから、取り込んだ洗濯物を溜めて放置し言い訳をしていても「汚い」とは思いません。
使い終わった食器を洗わずにシンクに溜め、数日放置。
ぬめりやなにか得体の知れない何かがわいているのに「まとめてやったほうが効率いいから」と言い訳をする。
こういう状態を、私は「汚い」と言っています。
洗う前の洗濯物を、溜めて放置し言い訳をしていても「汚い」とは思いません。
洗う前の洗濯物を、溜めて放置し、臭いがしてきて言い訳をしていたら「汚い」と思います。
そうなんです。
私の言う汚部屋住人とは、
物が散らかってる
物であふれている
部屋が汚れている
さらに、
有機系のゴミや汚れを溜めて放置し、できるのにキレイにしない人のこと。
この最後の部分がポイント。
汚部屋チェックリスト-1のレベル7。
ICD(Institute For Challenging Disorganization)のクラター・ホーディング・スケールでいうレベル3。
だから、ほとんどの部屋も汚れも「汚い」って思わないんですね。
そんな私が「汚いから恥ずかしい」と思う衣類の汚れというと、
……
…………
………………
言えない!!!恥ずかしい!!
なんて言わずにいるとものすごい想像されそうw
まぁ、有機系の汚れです。
がんばれば落とせる汚れですが、見て見ぬ振りをし続けています。
ε-(´・_・`)ハァ・・
でもね、せっかくお教室に通ってるんですからと、恥を忍んで中村先生に言いました。
「私がキレイにしたい衣類はみなさんのと違って、本当に汚いんです。これこれこういうものですから」と。
先生は力強く私を見つめてこうおっしゃいました。
「持ってきてください」
「いや、でも、本当に汚くて申し訳なくて・・・」
と、どれだけ汚いかをアピールしました。
ところが、汚いアピールをすればするほど中村先生の目がギラギラ と輝きを増すのです。
あ、これ知ってる。
私、この表情、知ってる。同じだ。
私が汚部屋の相談を聞いている時とおんなじだ。
汚れているほど燃え上がる、変態プロの顔!
日頃私はみなさんに、勇気を持って一歩を踏み出しましょう!プロを頼りましょう!と言っています。
私も、勇気を持って、一歩を踏み出そうと思います。
がんばります(`・ω・´)ゞ
*旧ブログで公開した記事に加筆修整し再掲しました。
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