前者だろうと後者だろうと「片付けられない」で悩みます。
(前者後者とは→心屋さんの前者後者論)
「私と○○」っていう一対一の関係性で世の中をとらえる後者からすると、

前者
片付けを仕事にしてたくさんのクライアントさんと接しますが、こちらのアドバイスを「すぐやる」クライアントさんと「なかなかやらない」クライアントさんがいます。
前者後者論と出合うまでは、両者の違いがまったくわからなかったんです。
考え方や価値観の違いなのかな?と不思議だったのですが、前者か後者かを確認するとあっさり解決しました。
- すぐやる=前者
- なかなかやらない=後者
前者の強み「素直さ」
前者さん、めちゃめちゃ素直です。
びっくりするほど素直に、他人のやり方を試すことができる人たちです。
そして、他人のやり方でうまくいくことも多い人たちなんだと思います。
「汚部屋脱出には”捨てる”が一番だよ」と言われたら、不要品を捨てることができる人たち。
実際、モノを減らせば部屋の片付けは格段に簡単になりますからね。
「なんで?」「どうして?」なんて考えずに、素直に言われたことを実行するから結果出すのが早い。
サポートする側も「これはダメだったか。じゃあ次」と対応策を繰り出せる。
ただし、前者さんは他人のやり方を真似るだけで本質を理解しないので、他に応用ができない。
部屋の片付けの本質を理解すると、時間と行動の片付けや人間関係の片付けにも応用ができるのだけれど、前者さんにはちょっと無理。
その点は後者さんが得意。
後者の強み「こだわり」
後者はめんどくさいw
後者の私自身も時々自分で自分をぶん殴りたくなるくらいこだわるw
他人のやり方をそのまま自分の中に取り入れるってことが結構大変。
ちょっと味見して嫌だったら吐き出すってことができない。
「汚部屋脱出には”捨てる”が一番だよ」と言われたら、「なんで?」「どうして?」って疑問がわく。
「モノが減れば難易度は下がる」ということを自分自身で体感しないかぎり飲み込めない。
「大事なモノを捨ててまで部屋を片付ける意味って何?」「どういうこと?」「なんで?」「どうして?」っていうところまで深く深く掘り下げることすらある。
嫌なのよ。
やる意味がわからない限り、闇雲にやるのは嫌なの。
だからとことん考える。
考えて考えて実行するから、本質を理解する。他に応用ができる。
一度、自分の中でつながってしまえばサポートはいらない。
もちろん、いつだって誰だって自分を変えられる。
生まれ持ったものと真逆で生きていったっていい。
「こだわり」を装備した前者・「素直さ」を装備した後者
人間関係や日常生活を快適に過ごしたいなら、
前者は「こだわり」を、後者は「素直さ」を装備することをおすすめします。
前者はできることの質が高まるし、後者はできることが増える。
ちなみに。
ライフオーガナイザーは「素直さ」を装備した後者だらけ(o´艸`o)
前者もいるんですけど、今んとこ少ないですしみなさん「こだわり」装備してますw
って、そりゃそうだよね。
前者さんって、整理収納アドバイザーのやり方で片付けられるもんね。
ライフオーガナイザーで前者でっていう人は身内に後者がいるか、ファッションやインテリア等の自分らしさの「こだわり」が強い人が多いです。
*個人の感想デス
ああ。
前者の「片付けられない」と後者の「片付けられない」まで書ききれなかった!
また今度ね!
参考リンク
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