『発達障害』を知るまでは、自分のことがわからなかった

それまでわからなかったことが、新しい知識と出合うことで、

「謎は解けた!」「わかったぞ!」

視界が広がり、見えなかったものが見えて、

できなかったことができるようになる。

『発達障害』を知った時も同じだった。

同じ人間なんだから、同じなんだと思ってた。

「姿勢が悪い!ちゃんと座りなさい」と怒られた時、がんばって背筋を伸ばしてちゃんとしても、すぐ疲れてきて背中が丸まってしまう。

みんなもがんばってちゃんとしてるんだと思ってた。

だから、私もがんばらなくちゃダメなんだと思ってがんばった。

知らなかったんだ。

坐骨で座るんだって、知らなかったんだよ。

足とお尻の境目にある骨で座ると楽に姿勢が良くなるって、知らなかったんだよ。

坐骨で座ると、このお猿さんみたいに

下っ腹が前に出るって。知らなかったんだよ。

お腹ひっこめて~って言ってなかった?

お腹が出たらダメなんだって思ってたよ。

教えてくれよ~。

え?そこがわからないってのがわからないの!?

わからないのに、やれって言ってたの!?(≧皿≦メ)

あ。

同じ人間なんだから、同じなんだと思ってたのか。

『発達障害』を知るまでは。

バカだね、私たち。

青い空。

どんな青に見える?

犬を見てた?

だよねwww

パッと目についた犬に心が持っていかれる。

それまでの話の内容なんかぶっ飛んでしまう。

誰だってこういう経験はある。

だから、他人に相談しても「あるある、みんなそうだよ。同じだよ」って言われる。

「同じだよ」って言われるから、みんな同じなんだと思ってた。

心が持っていかれて、空腹を忘れて睡眠を忘れて、気付いたら限界だった。

なんてこと、みんなしょっちゅうある中で、時間を守って生活してるんだって思ってた。

違うじゃねえか!!!

お前ら、そこまで集中してないじゃねーか!!

びっくりした。

違ってた。

前提条件が全然違ってた。

生まれもったスペックの組み合わせも違えば、パラメーターも違う。

そこに生まれた場所や年代も違えば、みんなみんな本当に違う。

みんなと違うって、ずっと心細かったけど、みんなもそれぞれ違う人間だった。

自分が至らないから、努力が足りないから、周りの理解がないから……。

だからうまくいかないんじゃない。

うまくいかない事をやっているから、うまくいかないのだ。

現実はシンプルで、わかりやすい。

片付かない片付けをやっているから、片付かないのだ。

いままでどうやって片付けて、いまどうやって片付けて、これからどうやって片付けていくのか。

わかる?

発達障害の傾向があると、時間と空間の中に自分を位置づけることがすっぽりと抜け落ちてしまう。

いままで何をしてきて、いま何をして、これから何をやって生きていくか。

わかれば生きやすい。

なにがなんだかわからないままがむしゃらに努力してきた。

そんな自分にお疲れ様!

ありがとう。

さようなら。