ご挨拶
はじめまして。
片付けとは捨てることだと思い込んでいた私は36歳まで汚部屋住人でした。
↑汚部屋@実家(床は撮影できないほど服まみれのけものみち。足で服を蹴り飛ばし、ときに踏みつけ圧縮しておりました……)
いつも何かに追われ、
いつも探しものをし、
いつもイライラし、
自信が持てず、
「死にたい」と「死ねばいいのに」を交互にくりかえし、
しょっちゅうやさぐれていました。
「どうすればいいんだろう」ばかりを気にして、自分が「どうしたいか」は無視していました。
私は片付けられない女。女失格。
セルフイメージは最悪でした。
そんな私でも結婚し、専業主婦になりました。
「片付けなきゃ」と感じ、様々な片付け術をネットで調べました。
調べている間は、片付けなくていい気がしていたからです。
ところがカレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)」を読み、ガラクタを溜め込むことの悪影響を知り、片付け熱に火がつきます。
また「捨てたくないなら捨てなくていい」「無意識の動きに合わせた片付けやすい仕組みを作る」ADHD向けの掃除しやすく片付けやすい部屋づくりメソッドと出合いました。
「捨てられない」
――無理やり捨てる必要はないんですよ。
「捨てたくない」
――いいんです、いいんです。ただ○○だけはしましょうね。
一般的に正しいやり方、みんなと同じように、普通は、を強制されないお片付け。
捨てなくてもいい、無理しなくていい。
どんな自分でいいんですよ♪OK~♪OK~♪
今の自分でできることをやればいい。
こんな片付け方があるのかと、感動しました。
片付ければ片付けるほど頭がスッキリし、心が軽くなりました。
自分の素直な気持ちを尊重できるようになりました。
自分を好きになれました。
イライラすることがなくなり、毎日が楽にこなせるようになりました。
家中のモノや場所のほとんどを、片付けられるようになったのです。
ところが。
何度やっても、どうやっても、洋服だけは片付けられませんでした。
困り果てた私は、ライフオーガナイズを学びます。
悩みをひとりでなんとかしようともがいた時には気付かなかった、自分に対する期待の高さ、完璧主義っぷりに驚きました。
他の人と片付けについて話し、ライフオーガナイズを実践していくにつれ、自分を俯瞰できるようになりました。
自分を変えるのではなく、環境を変える。
意識を変えるのではなく、時間の使い方を変える。
根性論や精神論で片付けるのではなく、自分の癖や行動パターンを客観視して、道具や部屋の使い方をカスタマイズし、生活しやすい仕組みを作る。
そうすることで毎日の家事や雑務がスムーズに処理できる。
「言語化」「見える化」「仕組み化」と呼ばれるこれらの行動が、私の毎日をとっても楽にしてくれました。
ずっと「自分を変えなくては」と自己否定の連続でした。
片付けられないのは、ダメ女だから? だらしがないから?
いいえ、違います。
闇雲にがんばっているからです。
片付けくらいできて当たり前と思っていませんか?
全然使ってないのだから捨てればいいのはわかってる。……でも、気持ちがついてきてくれない。
気持ちがついてこないのはなぜでしょう?
捨てたくないのに「減らさなくっちゃ」と捨てようとする。
「主婦だから、家事は私の仕事」と家族の分の片付けまで背負ってる。
片付けても片付けても、また元通りに散らかる。汚れる。
誰からも感謝されない。
自分ですらなんのために片付けているのかわからなくなっていく。
動き出す前に
わけもわからずがんばった自分に、お疲れ様を言いましょう。
ひとりでよくがんばりました。
なにがなんだかわからないまま、ただひたすらに努力してきた。
お疲れ様です。
そして、さようならを言いましょう。
自分が至らないから、努力が足りないから、周りの理解がないから……。
だからうまくいかないのではありません。
うまくいかない事をやっているから、うまくいかないのです。
片付かない片付けをやっているから、片付かないのです。
ジュースが出てこない自動販売機にお金を入れて悔しがるような事をまだ続けますか?
今までうんざりするほど繰り返した、うまくいかないパターンをまた繰り返しますか?
部屋の片付けは教えてくれます。
望むものを手に入れるための方法を。望まないものを遠ざける方法を。
お手伝いいたします。始めましょう。
オオノミエコ
ライフオーガナイザー®1級
サーティファイドライフオーガナイザー(CLO)レベル1修了
秘書技能検定2級
埼玉県さいたま市在住
夫と二人、賃貸マンション暮らし
利き脳:右左タイプ、ADHDタイプ(未診断)、後者
オオノミエコは、一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会の正会員です。