もうちょっとあれば……負のスパイラルから抜け出せる?

「ない!」から始めると負のスパイラルにはまることはわかった。

時間がない!という欠乏→集中ボーナス→処理能力低下→トンネリング→
ジャグリング→さらなる欠乏

この負のスパイラルを、どうやって抜け出すか。

単純に考えたら、欠乏を満たせばいい。

借金返済したら解決?

欠乏の罠がとりわけ苦しいのは、たった一回「点滴」があれば、たった一回すべての借金が帳消しになれば、悪循環から自由になれるという気持ちがあるからだ。

借金さえ返し終われば……。この遅れを取り戻しさえすれば……。

つねに遅れている人は「もうちょっと時間がありさえすれば、やるべきことを片づけて、そのあとは遅れずにいられるのに」と嘆く。

一歩遅れていることで、本来支払わなくていいコストを支払っているのだから、遅れさえ取り戻せば貯金もできるし、ゆったりと過ごす時間も持てるのでは?

ところがそう単純に解決しない。

必要を満たしゆとりがあるだけでは、緊急事態に対応できない。

Photo by Alan Carrillo on Unsplash

生活費+少しのお金しかなければ、予測不可能な大病や冠婚葬祭の出費に回すお金がなくなり、また借金生活に逆戻り。

仕事や家事でスケジュールがいっぱい、リラックスタイムはほんのわずかだと、突発的トラブルに対応する時間の余裕はない。

私たちはこれまで、欠乏マインドセットによって起こる問題に焦点を合わせてきた。人はトンネリングを起こし、ほったらかす。処理能力に負荷をかけられ、長期的な視野に立てず、衝動的になる。これで私たちはうかつにも、人は豊かな期間には完璧に計算して将来を見通すのだと、におわせてしまったかもしれない。もちろん、そうではない。

数十年にわたる研究によって、順調なときでも――というより、順調なときはとくに――人はぐずぐず引き延ばし、いまに集中しすぎ、あいまいな楽観主義に陥る傾向があることがわかっている。やる必要のある仕事を先送りにする。貯めるべきお金を浪費する。豊かな資源の配分をまちがえ、来るかもしれない欠乏から身を守れるほどには、お金を貯めたり仕事をやり終えたりしていない。

もちろん、これは富裕者にも貧困者にも当てはまる。

しかしスラックがある富裕者は結果的に問題ないのに対して、貧しい人たちや多忙な人たちはスラックが少なすぎるまま進み続けて、ひとつショックを受けると欠乏の罠へと落ちてしまう 。

忙しくてもお金持ちはベビーシッターを雇えるし、家事代行サービスを頼んで、自分の時間や処理能力を維持できる。

お金だけではない。

他人に任せられず、すべて自分でやらないと気がすまないようなタイプだと、多くを抱え込む。すると、ひとつのショックであっという間に、睡眠時間を削って対処するという負のスパイラルへ陥る。

こういった逆戻りを防ぐには、緊急時にだけ使えるクッションが必要なのだという。

緊急時のクッション???

さあ、一体それはどういうことなのでしょうか。

つづきます。

〆のご挨拶

オオノミエコでした。

 

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